日本爸爸活少女詐騙逾3億被捕 呃男人攻略曝光:這5種男人最易呃
出版:2023-11-10 00:01更新:2023-11-10 00:01
今年8月一名日本女子因在網上售賣「爸爸活騙錢攻略手冊」而以協助詐騙罪被捕。買了她手冊的女子從兩名男性身上騙取逾1千萬日圓,而她本人亦透過這手法騙取超過3億日圓。日前這宗案件進行初次公判,她製作的騙錢攻略部分内容亦被公開。當中提到有5種人最容易受騙,到底他們有甚麽特徵呢?
日本25歲女子渡邊真衣在社交平台上以「頂き女子りりちゃん」身份活動。據日媒報道指,渡邊因爲沉迷牛郎、難以償還,而向自己以前任職風俗店的客人尋求金錢援助。成功得到金錢後,她將經驗寫成了「爸爸活騙錢攻略手冊」在網上售賣。騙錢手冊購買一套3本叫價2萬8千日圓(大約港幣1,448元),渡邊供述賣手冊的收入共有1,993萬(大約港幣103萬元)。
去年6月一名女子購買渡邊的攻略手冊後,用裏面的手法向兩名男子騙取逾1,065萬日圓(大約港幣55萬元),渡邊因此被警方以協助詐騙罪逮捕。日前進行初次公判,渡邊在庭上承認罪名。她另外亦因今年4月至8月期間從一名50歲男子詐騙約3,850萬日圓(大約港幣199萬元)而被指控。而至今騙取的金錢的總額相信亦有逾3億日圓(大約港幣1,551萬元)。
渡邊製作的「爸爸活騙錢攻略手冊」部分内容被日媒公開,當中教女生們如何在不與男性發生肉體關係的情況下騙金錢,一共有45頁。裏面講到進行騙錢活動時有3大重點,建立信任關係、爲了賺錢的對話和事後處理。首先要瞭解對方的性格、價值觀和興趣,在對話間讓對方開始信任自己,並最終開始抱有戀愛之情。
第二點則是在對話間暗示自己的經濟環境不好,並向對方灌輸自己是個需要幫助的柔弱女生、只有對方能幫助自己等,但她也強調,在對方第一次提出為自己出錢時要「扮」拒絕,「說服」對方自己能夠解決問題。而最重要的一點是事後處理,感激對方爲她的付出,目的要滿足男性的虛榮、令他覺得自己很重要。這樣做才能在收到錢後預防問題,並為下一次的詐騙做準備。
而渡邊亦在手冊中講到有5種人最容易受騙,第一種是感到孤獨的人,第二種是沒有特別嗜好、沒有人生意義的人,第三種是從來沒有被別人依賴過的人,第四種是女性關係、愛情經驗少的人,最後一種則是有負債經驗、不擅長理財的人。相反只對身體有興趣、說要付錢但不付錢的人、生活充實的人及自戀的人則不會上當,並不推薦花時間在他們身上。
”頂き女子”が増える背景 ターゲットは真面目でこつこつタイプ 頂かれたお金はホストへ 【専門家解説】
関西テレビ
2023年11月6日 月曜 午後3:00
男性から金をだまし取るマニュアルを作った“頂き女子りりちゃん”と呼ばれた女による詐欺事件。
11月2日、初公判が行われ、女は詐欺ほう助の罪について起訴内容を認めました。
“りりちゃん”と名乗る住所不定無職の渡辺麻衣被告(25)はSNSなどで出会った男性から恋愛感情を利用して金をだまし取っていました。
渡辺被告が名付けた「頂き女子」は、なぜ増えているのでしょうか?そして、なぜ男性はだまされてしまうのでしょうか?「頂き女子」やホストクラブの実態に詳しいライターの佐々木チワワさんと番組コメンテーターの菊地幸夫弁護士に聞きました。
■「頂き女子」とは一体なんなのか?
そもそも「頂き女子」とは何なのか、言葉の定義から見ておきましょう。
近頃よく耳にするようになった「パパ活」と「頂き女子」の違いで見ますと、「パパ活」とはデートや性行為の対価として年上の男性から金銭的支援を受けることです。一方、「頂き女子」はパパ活をさらに悪質にしたもので、恋愛関係を作りウソの悩みを打ち明け、大金を「頂き」ます。
【佐々木チワワさん】
「あくまでパパ活は体の関係やデートをする対価として、サービスを提供してお金を頂いているわけですが、頂き女子というのは、うその理由、借金や困っている設定を引き合いに出して男性から多額のお金を引くという行為です」
「頂く」と言っていますが、うそをついて金をだまし取っているれっきとした犯罪ですが、罪の意識はあるのでしょうか。
【佐々木チワワさん】
「もともと風俗の店舗やキャバクラのお店を通さないで、お客さんから直接金銭を受け取ることを『裏引き』と表現します。そこからこうした行為は『お金を引く』と呼ばれていました。それを渡辺被告が『私たちはお金を引くのではなく、頂いているんです』ということで、『頂き女子』という名前を作って布教し始めたということです。マニュアルの中にも『アフターケアが大切』という文言があるので、バレたらまずいという意識はあったと思います。ただ、お金を引っ張ること自体が達成感や成功体験のようになっている印象があります」
「頂く」という言葉を使っていることから、罪の意識が希薄なように感じますが、やっていることは詐欺です。
■「おぢ」は真面目にコツコツ働いて貯金がある男性を選ぶ
頂き女子の生みの親、渡辺被告の手口を見ていきましょう。
渡辺被告は「アパレル会社を立ち上げたが失敗。借金が残った」などとうそをつき、54歳の男性から現金5200万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕されました。
渡辺被告はターゲットとなる男性を「おぢ」と呼んでいました。どういう人がターゲットになりやすいのですか?
【佐々木チワワさん】
「お金持ちでたくさん毎年稼いでる人よりは、真面目にコツコツ働いて貯金のあるような男性が狙われていた印象があります。具体的に言うと、独り身だったり、もともと風俗店や出会い系で女性を買うような男性。そこから『この子のためなら助けたい』という気持ちを利用されて、中には借金までしてしまう男性もいるという印象です」
だまし取られた金額が5200万円と大きな金額であることにもおどろきです。
【菊地幸夫弁護士】
「マニュアルの内容もさることながら、(ターゲットにする男性の)人選ですね。よくこれだけの金額を払える、渡せる、だまされるという人を見抜く力というのが、1番ポイントになるんじゃないかなと思います」
【佐々木チワワさん】
「出会う手口は自身の勤める風俗店やキャバクラ、出会い系アプリで出会った男性です。LINEを交換したあとで『お金に困っている』等の発言をした時に、『大丈夫?』と事情を聴いてくれたり、何か助けるようなそぶりを見せる男性からはお金を引っ張りやすいとみられていたと考えられます」
近づいてくる男性の資力はどのように確認しているのでしょうか。
【佐々木チワワさん】
「まずは少ない金額からコツコツ初めて、大きな理由をつけて金額を大きくしていくのだと思います」
■「頂き女子」立件のポイント
渡辺被告は自分が作成した「頂き女子りりちゃんのみんなを稼がせるマニュアル」を1セット3万円で、約1000人に販売していて、詐欺を手助けしたとして詐欺ほう助罪でも逮捕されています。
渡辺被告が作成したマニュアルがどういうものなのか、一部抜粋してみていきます。
・設定が大事!例えばDV家庭内暴力を受けていたから家が嫌だと伝える
・お金が欲しいと伝えるのはNG。助けるよと相手に先に言わせましょう
このマニュアルのどこが男性をだます上で効果的なのでしょうか。
【佐々木チワワさん】
「渡辺被告の手口として、『助けたい』と思わせたりとか『この子には僕しかいないんだ』という風に思わせるところと、『僕が助けたら一緒に幸せになれる』『一緒になれる』といった恋愛感情を利用したという印象です」
さまざまな設定をしているのですが、どこからが詐欺あたるのでしょうか。
【菊地幸夫弁護士】
「なかなか難しいと思います。例えば適当なことを言っておごってもらうことなんて日常茶飯事でたくさんあると思います。厳密にいえば、それもうそを言って相手から金品をもらうという意味では詐欺なんですけども、よくあることということで、違法性は高くないと判断されます。だけど今回のは最初からだますという意図が明らかで、金額が非常に大きかった。あとは繰り返されている、マニュアルをたくさん売って被害が非常に広範囲にわたっている。そういうところでこれが明確な詐欺であると立件されたのだと思います」
■“貢がせた男”も異例の容疑で逮捕『普通暴力団相手に使うような法律が適用』
頂き女子は何のためにお金を取ろうとしているんですか?
【佐々木チワワさん】
「ほとんどがホストクラブであったり、整形費用、中にはメンズ地下アイドルやコンカフェなどの男性への使うお金として頂いているケースが多かったようです」
渡辺被告も同様だったということです。
頂き女子の背景には、ホストに依存してしまうという負の連鎖があります。
いまSNSで簡単に稼げるお金が増えていますので、ホストに貢ぐお金も増えています。そうした状況を知っているホストたちは、より貢いでくれる太客を求めるようになっていて、アイドルのようにSNSで発信したり、恋人のように24時間メンタルケアなどするそうです。その結果、女性はよりホストにハマっていき、「私が貢いで彼をナンバー1にするんだ」という思いがステイタスになっていってしまう。こういう構図がホストの世界にあるということだそうです。
【佐々木チワワさん】
「ただ貢ぐというよりは、それだけの価値を相手のホストに感じていたり、『私が彼の1番でありたい』という感情で、プライドを持ってお金を使っている女性が多いという印象です」
SNSによって依存しやすい状況が作られていることや、パパ活などの簡単に稼ぐ方法への入り口が身近になっているという実感があります。
【佐々木チワワさん】
「(お金を稼ぐために働く場所が)もともとクローズドだった世界でしたが、今はインスタグラムなどでキラキラした女の子を見つけて、どうしてこんなにお金があるんだろうと思ったら、パパ活のサイトのあっせんだったというケースが非常に多く、夜の仕事やそのような業種へ手を出してしまうハードルが下がってきてしまっているように感じます」
渡辺被告に貢がせたホストの男も異例の容疑で逮捕されました。
ホストの田中容疑者らは、渡辺被告が男性からだまし取った金と知りながら、現金約4000万円を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反の容疑で逮捕されました。
業界にとってはどのような意味があるのでしょうか。
【佐々木チワワさん】
「今回はあまりに物的な証拠が残っていたことと、客側であった渡辺被告が顔出しをしてどういう風に稼いでいたのかを発信しすぎていた、そしてそのお金を使った相手が田中容疑者であることが分かっていたということが決め手であるとは思います。ホストクラブで大金を使う女性の中には風俗店だけではなく、中にはうそをついて男性からお金を頂いている女性もいると思いますので、今回の件でかなり戦々恐々としていたのではないかと思います。ホストも女性側も今後の身のふるまい方には気を付けるようになるのではないかと思います」
マニュアルの販売が行われていたため、そのマニュアルを手にしてしまう「頂き女子」がいて、そういうお金とわかって使わせるホストもいるという状況ですが、この状況をなくすためにはどうしたらいいのでしょう。
【佐々木チワワさん】
「ホストクラブでホストに使ったお金をもし支払いが遅れてしまうことになれば、その場合はホスト側がそれを負担することになります。なのでホストにも同じようにリスクがあります。その『売り掛け』というシステムや、法外な値段を支払い能力の分からない、不透明なお金を持ってくる若い女性に使わせるというシステム自体を考えるべきだなと思います。あくまで依存症としてこの問題は考えていくべきだと思います」
そこに居場所を求めてしまう人を離れさせるという問題として考えることが必要なのですね。
■だまされないためには自分を客観的・俯瞰的に見ることが大切
視聴者からのLINE質問がとどいています。
‐Q:だまし取った金銭が、反社会的勢力に流れている可能性は?
【佐々木チワワさん】
「経営者やホストクラブの店舗によっては可能性は0ではないかなという印象です。確実に100パーセントないとは言い切れないと思います」
【菊地幸夫弁護士】
「可能性としてはあるでしょうね。歌舞伎町でお店をやるというのはそういうリスクとうらはらという面があると思います」
‐Q:だまされて取られたお金は戻ってきますか?
【菊地幸夫弁護士】
「なかなか難しいでしょう。ただ今回、組織犯罪処罰法という普通暴力団相手に使うような法律がホスト側の摘発に使われていて、それは場合によっては裏にそういう組織がいる可能性もあるということです。取られたお金が戻って来るかというのは、(お金のやり取りが)ほぼ現金でやっているので、場合によっては立件の時に押収されてお金が少し残っているという可能性はないとは言えないかもしれないです」
‐Q:なぜ人はだまされるのか、だまされない対策を知りたいです。
【佐々木チワワさん】
「本当だと思っていなくてもお金を使ってしまうところがあると思っています。ホストに貢ぐ女性にしても、男性側であっても、お金を払うことで相手に感謝されたい・必要とされたい、『もしかして』という恋愛感情が絡むと特にそういうことが起きると思います。まずは人に相談することや、自分を客観的・俯瞰的に見るといったことから一歩ずつはじめていくことが大切だと思います。今まで使ったお金に後悔がなくても、これから相手に使ったり、わたすお金にためらいが生まれた時点で一回引くべきなのかなと思います」
(関西テレビ「newsランナー」2023年11月2日放送)
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