『Japan,にほん,日本』 10 詐欺, 特殊詐欺, 詐欺容疑, ＳＮＳ型投資詐欺, SNS型ロマンス詐欺, 金融詐欺, ロマンス詐欺, 偽造有印公文書 2024.8.5-8.15

悪質な手口による詐欺被害相次ぐ

県外の警察官などを名乗る人物から電話で紙幣の識別番号を要求された男性が６００万円をだまし取られるなど、県内では詐欺被害が相次いでいます。

警察によりますと、今月９日本島中部に住む３０代の男性に県外の警察官を名乗る男から「事件の容疑者としてあなたに逮捕状が出ている」と電話がありました。

その後、無料通信アプリのビデオ通話を使うよう指示され、今度は検察官を名乗る男から「口座の残高をすべて私の口座に振り込めば紙幣の識別番号が確認でき、その番号が事件に無関係だと分かれば逮捕は免れる」と伝えられました。男性は指定口座に６００万円を振り込んだということです。

また６日には副業サイトに登録した宮古島市に住む４０代の女性に、副業支援を名乗る人物から「仕事の仕方を教えるサポート料として、最初に１５０万円を支払ってもらう必要がある」と電話があり、指定された口座に１５０万円を振り込んでいます。

本島南部に住む７０代の女性も県外の警察官を装った人物に１００万円をだまし取られるなど、県内では今月、詐欺被害が相次いでいて警察が注意を呼びかけています。

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恶意手段造成的诈骗损害不断发生

勤務は正午から午後９時・完全歩合制の報酬…ＳＮＳ型投資詐欺、打ち子「営業している感覚だった」

大阪市を拠点とするＳＮＳ型投資詐欺グループを巡る事件で、逮捕された９２人のうちの１人で、ＳＮＳで不特定多数にメッセージを送る「打ち子」だった２０歳代の男性が釈放後、取材に応じた。グループでは、インスタグラムで投資に関心がある人を探す役割と ＬＩＮＥライン で情報商材を勧める役割を分担し、商材の売上額を競っていたという。男性は「だましているのではなく、営業をしている感覚だった」と語った。

分業制

大阪府警によると、グループはＳＮＳで投資の講師になりすまし、為替相場の上げ下げを予想するバイナリーオプション（ＢＯ）取引で利益を得るための情報商材の購入費名目で現金を詐取するなどした疑いがある。

男性は１年ほど前、友人に「稼げる営業の仕事がある」と誘われ、大阪市内のビルの一室に通い始めた。同じ部屋にいたのは同年代とみられる若者約２０人。机には１人あたり数十台のスマートフォンが用意され、正午から午後９時まで、インスタグラムの数十のアカウントを使い、「上司」が用意したシナリオ通りにメッセージを送り続けた。

グループが使用していたアカウントは、「えみ」や「ｒｉｋａ」などの名前で若い女性を装い、不特定多数のアカウントをフォロー。「インスタ映え」するブランド品や料理の画像とともに、「未経験でも利益を出せる」「生徒３０人弱を見てきたが、１０００万円超えが７人」などと投資の成功話を繰り返し投稿していた。

男性も若い女性を装って投稿し、それを見てフォローしてきた相手には「投資の講師をしている」とメッセージを送った。やり取りはメッセージだけで、ＢＯ取引について「ＦＸ（外国為替証拠金）取引を簡単にしたもので、リスクは少ない」などと説明。相手が興味を持つと、ＬＩＮＥでのやり取りを持ちかけ、同じ部屋にいるＬＩＮＥ担当へと引き継いだ。

ＬＩＮＥ担当は「指示通りに投資すれば利益が出せる」と情報商材を紹介。購入を決めた人にはフリーマーケット（フリマ）アプリで代金として数十万～数百万円を送金させた。情報商材の出品は禁じられているため、トレーディングカードやブロック玩具などの売買を装っていたという。

後悔

室内のホワイトボードにはメンバーの氏名や売上額、順位が記され、「２０００万円は売ろう」と全体の月間目標が掲げられていた。「社長」や「リーダー」と呼ばれるメンバーもおり、「やった分だけ稼げるのに、なぜやらないの」「自分に厳しいやつだけが売れる」などと言われた。男性は「売り上げを競い合う雰囲気があった」と振り返る。

また、「経済的に苦しい人には『同じ境遇だったが、投資で成功した』という設定にする」などのノウハウがメンバー間で共有されていた。報酬は完全歩合制で、男性は月に３００万円売り上げ、その２割にあたる６０万円の報酬を得たこともあったという。

府警はこれまでに、詐欺や詐欺未遂の疑いで男女９２人を逮捕。主犯格ら３人を公開手配し、捜査を続けている。関与の度合いなどを考慮し、男性を含む５０人は釈放され、任意で事情を聞いている。

男性は「グループの集会には数百人がいたので、逮捕されたのは一部だと思う」と話し、「今後は似た話があっても近づかない」と悔やんだ。

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大阪SNS型投资诈骗团伙案件中被捕的92人之一，一名20多岁的男子被释放，他被称在SNS上向不明人数发送信息，他同意接受采访。该小组的作用是寻找有兴趣在 Instagram 上投资的人。
大阪府警察称，该团伙涉嫌在SNS上冒充投资讲师，骗取现金以换取购买信息产品，通过预测汇率涨跌的二元期权（BO）交易赚取利润。

それ、詐欺だっちゃ 「のどが痛くてふだんと声が違う」に注意

特殊詐欺の被害がなくなりません。
「それ、詐欺だっちゃ」と題して被害に遭わないための注意点などをお伝えします。
今回のポイントは、“「のどが痛くてふだんと声が違う」に注意”です。

今月４日、仙台市青葉区に住む８０代の女性の家に息子を名乗る男から「のどが痛くて熱がある。ズボンと一緒に携帯電話を洗ってしまって使えなくなったから違う携帯電話から電話している」などと電話がありました。
翌日も電話があり「実は不倫していて子どもができてしまった。きょう中に３００万円が必要だ」などと言われたため、話を信じた女性は金融機関の窓口で３００万円を引き出し、準備しました。
その後、待ち合わせ場所を指定され「担当している弁護士が行けないので弁護士の弟が取りに行く」と言われたため、女性は見知らぬ男に引き出した現金３００万円を渡してしまったということです。
女性のもとには、その後も金を要求する電話があったことから、不審に思った女性が警察に相談し、被害に気がついたということです。
今回のポイントは、“「のどが痛くてふだんと声が違う」に注意”です。
家族を装って「のどが痛くてふだんと声が違う」や、「携帯電話の番号が変わった」とうそを言って現金を要求するのは典型的な詐欺の手口ですが、改めて注意が必要です。
このような電話があったときは直接、家族本人に連絡して確認してください。
また、事前に家族と「合い言葉」を決めて、確認できるようにしておくことも有効です。

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假装是家人，撒谎说“我喉咙痛，我的声音与平常不同”。或“我的手机号码已更改。”索要现金是典型的骗局，您需要小心。
如果您接到此类电话，请直接与家人联系确认。

投資持ちかけられ1755万円詐欺被害　桑名の女性、ＳＮＳで知り合った男に　三重

【桑名】三重県警桑名署は10日、桑名市の50代女性がＳＮＳ（交流サイト）で知り合った男から、投資名目で現金計約1755万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性は５月25日、ＳＮＳを通じて男とＬＩＮＥ（ライン）の連絡先を交換。やりとりで好意を寄せた男から外貨取引の投資を持ちかけられた。

女性は６月10―25日、投資名目で５回にわたって現金計約1755万円を指定された口座に振り込み、だまし取られた。女性が保険を解約しようとしたところ、職員が詐欺に気付いて指摘。同27日に女性が通報して被害が発覚した。

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三重县桑名警察署10日发布消息称，桑名市一名50多岁的女性以投资为由，被在SNS上认识的一名男子骗了约1755万日元现金。

ＳＮＳ投資詐欺　東広島市の女性が３５００万円余被害

東広島市の６０代の女性がＳＮＳで知り合った人物にうその投資話を持ちかけられて現金３５００万円余りをだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、ＳＮＳで投資を持ちかける手口で被害にあうケースが相次いでいるとして注意を呼びかけています。

警察によりますと、ことし４月、東広島市に住む６０代の会社員の女性が、フェイスブックで投資の勉強をしているという人物と知り合い、「投資学習セミナー」というＬＩＮＥのトークグループに勧誘されました。
女性はその後、トークグループで知り合った人物の指示に従って投資アプリをダウンロードし、７月にＦＸ投資や原油の先物取引の名目で６回にわたってあわせて３５１０万円を指定された口座に振り込んだということです。
投資アプリには「１億６０００万円の利益が出ている」と表示されていたことから、女性はだまされていることにしばらく気づかなかったということです。
ただ、女性が「さらに投資するための現金がなくなった」と伝えると「このままだと利益を引き出せなくなる」との返事があったため、不審に思って警察に相談したということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、ＳＮＳで投資を持ちかける手口で被害にあうケースが相次いでいるとして安易に現金を送らず、不審な内容のときは相談するよう注意を呼びかけています。

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SNS投资骗局：东广岛女子损失超3500万日元

东广岛市一名 60 多岁的女性在 SNS 上认识的人向她提供虚假投资建议，被骗超过 3500 万日元现金。

クレカ詐取疑いで12人逮捕　空き家を利用、600物件をリスト化

偽造した運転免許証などを使って契約したクレジットカードでスマートフォンなどを購入して転売したとして福岡、愛知両県警の合同捜査本部は6日、20～30代の男性12人を詐欺や偽造有印公文書行使などの容疑で逮捕したと発表した。郵送されたクレジットカードを受け取るため、空き物件を福岡や愛知、大阪、神奈川など2府7県で計600件以上リスト化して共有していた。スマホの転売額やカードの不正利用額は、少なくとも計約1億6800万円に上るという。

逮捕されたのは大阪市中央区、職業不詳、石川剛樹被告（31）＝詐欺罪などで起訴＝ら。グループは緩やかに結び付き離合集散する「匿名・流動型犯罪グループ（トクリュウ）」とされ、免許偽造などを担う「内勤」と、カードの受け取りなどを担う「外回り」などに分担されていたという。福岡県警は12人の認否を明らかにしていない。

福岡県警によると、内勤役は不正に入手したIDやパスワードを使い、会員制不動産サイトで空き物件を検索。外回り役らの顔写真を使って運転免許証などを偽造し、インターネット銀行で開設した口座にひも付けしてクレジットカードを契約していた。契約されたカードは500枚以上、確認されている。

外回り役は空き物件を下見し、管理人やオートロックの有無などを確認。空き物件に送らせたカードは、偽造された免許証を示して配達員から受け取るなどしていた。スマホの購入や売却も外回り役が担い、2023年4月からの1年間で9500万円以上を得ていた。更に、グループでカードの限度額まで買い物を繰り返し、23年3月～24年4月に約7300万円を不正利用していたという。

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偽造免許証でクレカ入手、スマホ購入で9500万円転売か　12人逮捕

偽造した架空の人物名義の運転免許証を使ってクレジットカードを入手し、スマートフォンの転売を繰り返したとして、福岡、愛知両県警の合同捜査本部は６日、詐欺などの疑いで大阪市中央区徳井町、職業不詳、石川剛樹容疑者（３１）ら１２人を逮捕したと発表した。福岡県警によると、確認できた範囲でクレジットカードの利用額は約７３００万円、転売額は約９５００万円に上る。

福岡県警によると、偽造した免許証で申し込んだクレジットカードを集合住宅などの空き家で受け取り、スマホやタブレットの購入に利用していた。受け取りに使われた空き家は２府７県の約６００件で、会員制の不動産サイトで検索していた。

捜査本部は４月、免許証を偽造していた名古屋市や大阪市の拠点を家宅捜索し、カードなど２千点以上を押収した。

昨年６月、他人になりすまして宅配物を受け取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで男１人を逮捕し、捜査していた。令和４年４月には免許証の偽造などを始めていたとみて、詳しく調べる。

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6日，福冈县和爱知县警察联合侦查本部在大阪市中央区德井市逮捕了一名男子，该男子使用伪造的驾驶执照以虚构人物名义多次获取信用卡涉嫌诈骗而被捕。据福冈县警察透露，据他们确认，信用卡消费金额约为7300万日元，转售金额约为9500万日元。

福冈县和爱知县警察联合调查总部宣布，共逮捕了12名20多岁和30多岁的男子，他们涉嫌使用伪造的驾驶执照签署的信用卡购买智能手机和其他物品并进行倒卖

「結婚したい」「将来のため資産を増やしましょう」50代男性が1020万円だまし取られる　“SNS型ロマンス詐欺”

長野県佐久市内に住む50代の男性が1000万円余りをだまし取られる詐欺被害にあいました。SNSを通じて知り合った相手から「結婚したい」「将来のために資産を増やしましょう」などのメッセージを受け取り、指定された口座に金を振り込んだということです。警察は手口から、いわゆる「SNS型ロマンス詐欺」とみて捜査するとともに、被害防止を呼びかけています。

警察によりますと、6月中旬、男性はSNSを通じて知り合った相手から「仲良くなりましょう」「結婚したい」「将来のために2人で貯めて資産を増やしていきましょう」などのメッセージを受け取り、7月上旬から下旬までの間、複数回にわたり、相手から指定された口座に合計1020万円を振り込んだということです。

その後、男性は投資金の払出しができないことを不審に思い、税務署に相談し、被害に気付きました。

警察は手口から、いわゆる「SNS型ロマンス詐欺」とみて捜査しています。

また、「儲け話を鵜呑みにしない」「SNSやインターネットの投資話は詐欺を疑う」「現金を振り込む前に、一人で判断せず、家族や警察に相談する」など、被害防止を呼びかけています。

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“我想结婚”“为未来增加资产” 50多岁男子在“SNS型恋爱骗局”中被骗1020万日元

居住在长野县佐久市的一名50多岁男子遭遇诈骗，被骗金额超过1000万日元。他收到了通过SNS认识的人发来的信息，内容包括“我想结婚”和“让我们为未来增加资产”之类的话，然后钱就被转移到指定的账户上。警方根据其作案手法，将其作为所谓的“SNS型恋爱诈骗”进行调查，并呼吁采取措施防止损失。

ロマンス詐欺急増 インターポール JICAがナイジェリアで研修会

恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害が日本でも急増する中、インターポール＝国際刑事警察機構と日本のJICA＝国際協力機構が連携し、国際的な詐欺の拠点となっている西アフリカのナイジェリアで警察などの捜査力の強化を支援しようと、研修会を開きました。

インターポールとJICAは8月1日までの4日間、ナイジェリアの首都アブジャで現地の警察など10の法執行機関の職員およそ40人を対象にロマンス詐欺などの捜査力向上を目的に研修会を開きました。

研修では、インターポールや日本の警察庁の担当者が海外の関係機関との連携のしかたを伝えたり、資金回収などに使われる暗号資産に関する捜査手法を共有したりしました。

また、高齢の男性がSNSでつながった女性から偽のプラットフォームで暗号資産への投資を持ちかけられ高額をだまし取られたと想定して捜査の机上訓練を行いました。

参加したナイジェリアの捜査員は「今回の研修で多くの知識を身につけた。金融詐欺などをしっかりと食い止めていきたい」と話していました。

またインターポール事務総局で金融犯罪対策を担当する嘉屋朋信さんは「捜査技術などをしっかりと身につけてもらい、国際犯罪組織の摘発を進めることで、ナイジェリアはもとより世界の安全と安心を守ることに一層貢献してほしい」と話していました。

ナイジェリア ロマンス詐欺などに手を染める若者らも

西アフリカのナイジェリアは、国際的なロマンス詐欺や投資詐欺に手を染める若者らが多いことで知られています。

最大都市のラゴスでNHKのインタビューに応じたアーメッドと名乗り、23歳だという男性は、SNS上で女性になりすまし、主にアメリカ人の男性をターゲットにして詐欺を繰り返しているということです。

SNS上に偽のアカウントを作り、プロフィールには別のSNSなどで見つけた女性の写真を盗用して登録し、アメリカ国内に住んでいる架空の女性を装っているといいます。

そして、アメリカ人の男性とみられるアカウントに手当たりしだいにメッセージを送っていくということです。

アーメッドと名乗る男性は「いま連絡を取っているのは6人でそのうち金をくれるのは2人だ。100人くらいにメッセージを出して、返信がくるのは1人いればいい」と話していました。

連絡を取り始めてから最初の2週間ほどは金を要求するようなことはせず、ひたすら会話を続け、相手の要望に応えるようにしているといいます。

そして相手が好意を抱いたと確信できたら「食べ物がなくて困っている」とか、「会いに行きたいが旅費がない」などと持ちかけるということです。

日々の生活で孤独感を抱えている男性ほどよりつけ込みやすいとして、「年配の人だと離婚をして再婚相手がいない人などが金をとりやすい」と話していました。

だます手口はさまざまで、知人の女性の声を使ってボイスメッセージを送ったり、声を変えられるアプリを使って直接電話で会話をしたりして相手を信頼させるといいます。

アメリカの携帯電話の番号もインターネット上で買うことができ、アメリカ国内から電話をかけているように装ったり、現地の協力者を通じてアメリカの銀行の口座を作り、振込先として使ったりするということです。

スマートフォンだけで簡単に稼げるとして、16歳の時にこの詐欺に初めて手を染め、ゲーム感覚で相手をだまして大金が手に入るため、やめられなくなったといいます。

アーメッドと名乗る男性は「罪悪感は感じているが、いまはそうしなければ生きていけないし、ほかに方法がない」と話していました。

詐欺の手口は若者たちの間で広く共有されていて、詐欺の指導役のような存在もいます。

25歳の男性は、詐欺の手口を指南して1人当たり3万円ほどの報酬を得ているということです。

この日はだます口実に使うための写真を集める方法を教えていて、SNSなどから入院する母親を思わせるような写真などを保存しておくよう指示していました。

男性は「この国には金もなにもないし厳しいことだらけだ。私たちにはこれ以外に金を稼ぐ方法はない。誰かが教えてほしければ教えるだけだ」と話していました。

ナイジェリア ロマンス詐欺増加の背景に経済の低迷など

ナイジェリアでロマンス詐欺が増加している背景の1つに、経済の低迷などのため、仕事につけない若者が多いことが指摘されています。

ナイジェリアは2億を超える人口のうち60％以上が25歳以下で、学歴があっても仕事につけない若者が簡単に高額の収入を得る手段として詐欺を働くようになることが少なくないとみられています。

さらに英語が公用語のため、国外の英語を話す人に対して詐欺を行いやすい点も理由にあげられています。

関係者によりますと、詐欺で得た資金をマネーロンダリングして回収する段取りはほとんどの場合、組織的に行われているということです。

ナイジェリアでは国際的な詐欺の拠点が相次いで摘発されていて、おととし末から去年5月にかけては韓国で被害が出た「ロマンス詐欺」で11人が検挙されています。

インターポールはナイジェリアについて、ロマンス詐欺などオンライン金融詐欺の犯罪との闘いの中心地と位置づけています。

ナイジェリアの経済金融犯罪委員会のオルコイデ委員長は「ナイジェリアのイメージは悪化している。金融犯罪は日に日に様相が変化していて、私たちは能力を磨き、これまでよりもよい方法で対処していく」と話していました。

被害は日本でも急増 被害額は去年 約177億円余に

ロマンス詐欺の被害は日本でも急増していて、警察庁によりますと去年1年間の被害は1575件、およそ177億3000万円に上っています。

犯行の手口をみると、外国人や海外居住者などを名乗ってSNS上で英語でやりとりをし、時々、親近感を持たせるために片言の日本語を使うこともあるということです。

日本でもロマンス詐欺の被害が多く発生するなか、警察庁はナイジェリアの犯罪組織が国境を越えて詐欺を行っている可能性もあるとみて、注目しています。

警察庁の担当者は「ナイジェリアの犯罪組織が日本を対象に詐欺を行っている可能性がある。ナイジェリア当局による捜査を実務的にも積極的に支援することが日本のロマンス詐欺対策の進展につながる」と話しています。

警察庁は直接会ったことがない人から「会いたいから旅費を送って」などと言われて金銭を要求されたり、投資話をされたりした場合には十分に注意するよう呼びかけています。

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西非尼日利亚以大量从事国际恋情和投资诈骗的年轻人而闻名。

有人指出，尼日利亚爱情骗局增多的原因之一是许多年轻人因经济不景气而找不到工作。

尼日利亚2亿多人口中，60%以上年龄在25岁以下，人们认为，受过教育但找不到工作的年轻人往往会通过诈骗来轻松赚取高收入。

另一个原因是，由于英语是官方语言，因此更容易对海外说英语的人进行欺诈。

在尼日利亚，国际诈骗基地相继破获，去年10月底至5月，已有11人因涉及韩国受害人的“爱情诈骗”被捕。

国际刑警组织已将尼日利亚确定为打击爱情诈骗和其他网络金融欺诈犯罪的中心。

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国际刑警组织和日本合作打击跨国网络诈骗
Interpol, JICA hold seminar in Nigeria aimed at preventing romance scams

国际刑警组织和日本国际协力机构（JICA）截至8月1日，在尼日利亚首都阿布贾召开了为期四天的培训班，以提高当地警察等10个执法机关约40名工作人员的侦查能力，特别是针对婚恋诈骗的侦查能力。目前，西非国家尼日利亚已成为跨国诈骗的一个据点。

在培训中，国际刑警组织和日本警察厅相关负责人介绍了如何与海外相关机构开展合作，并分享了的诈骗犯用于回收非法资金的加密资产侦查方法。

培训还进行了模拟侦查。假设一名老年男子通过社交媒体与一名女性相识后，被诱导至一个虚假平台上投资加密资产，最终被骗取巨额资金。

参加培训的尼日利亚侦查人员表示：“通过这次培训，我学到了很多知识，希望能够有效遏制金融诈骗等。”

在国际刑警组织总秘书处负责应对金融犯罪的嘉屋朋信表示：“希望他们打击跨国犯罪组织，为尼日利亚，也为守护全球安全和安心做出更大贡献。”

福島県内でＳＮＳ利用の詐欺急増 警察が注意呼びかけ

県内では、ＳＮＳ上で投資や資金援助を持ちかけるなどして金をだまし取る手口の詐欺の被害が相次いでいて、ことしに入ってから６月までの半年間で確認された被害額が、去年１年間の２.６倍以上にのぼり、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、県内では、インスタグラムやフェイスブックなどのＳＮＳで、著名人をかたるなどして投資話を持ちかけ、資金として金をだまし取る投資詐欺や、相手に恋愛感情を抱かせたうえで資金の援助を求めたり投資話を持ちかけたりして金をだまし取るロマンス詐欺の被害が急増しています。

ことしに入ってから６月までの半年間に確認された被害額は、投資詐欺が３億７０００万円あまり、ロマンス詐欺は２億３０００万円あまりと、去年１年間の２.６倍以上にのぼり、急激に増加しているということです。

被害にあった人を年代別に見ると、最も多いのは６０代でしたが、３０代以上で各年代の割合に大きな差はなく、幅広い年齢層が被害にあっているということです。

警察は、ＳＮＳ上で著名人を名乗るなどして投資話を持ちかける話を安易に信用しないことや、相手が示すお金の預け先がきちんと登録された業者か、金融庁のホームページなどで確認することなど、詐欺被害にあわないよう注意を呼びかけています。

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警方警告福岛县利用 SNS 的诈骗数量不断增加

今年年初至6月的六个月内，确认的投资诈骗金额超过3.7亿日元，恋爱诈骗金额超过2.3亿日元，是去年的2.6倍以上，这意味着正在迅速增加。

从受害人的年龄层来看，60多岁的受害人最多，但30岁以上各年龄段的比例没有显着差异，说明受害人的年龄段范围很广。

「香水の館」で偽ブランド香水を販売　運営会社社長を逮捕

高級ブランドの香水の偽物を販売したなどとして、愛知県警は5日、愛知県瀬戸市の香水販売会社「ジーラック」社長、中嶋恒彦容疑者（40）＝名古屋市西区＝を詐欺容疑などで逮捕した。同社は大手通販サイトに「香水の館」という店名で出店し、偽造した香水をブランド品と偽って販売するなどし、年間約12億円を売り上げていたとみられる。

逮捕容疑は5月8日ごろ、大手通販サイトを通じて注文した名古屋市熱田区の女性（55）に、偽のシャネルの香水セット（1・5ミリリットル×3本）を販売し、代金1680円をだまし取ったなどとしている。容疑を認めているという。

同社は県警によると、高級ブランドの香水にエタノールを混ぜたり、自社ブランドの香水を詰めたりしたボトルを、本物の香水と偽り販売していたという。シャネルやクロエなど20社以上、80種以上のブランド香水を偽造していたとみられる。配合は社内でマニュアル化されており、2021年ごろから偽造していた疑いがある。

同社運営サイト「香水の館」には「匂いが違う」「薄い」などといった口コミが寄せられており、元従業員らの証言などから事件が発覚した。県警は他にも偽造に関与した社員がいるとみて調べる。

中嶋容疑者は、新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金を詐取したとして詐欺容疑で既に逮捕、起訴されている。

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经营公司总裁因在“香水屋”销售假冒品牌香水被捕

5日，爱知县警方逮捕了爱知县濑户市香水销售公司“Zirac”社长中岛恒彦（40岁），罪名是涉嫌销售假冒奢侈品牌香水等欺诈罪名。该公司在一家主要邮购网站上以“Perfume House”为名开设了一家商店，销售冒充名牌产品的假冒香水，据信年销售额约为12亿日元。