2024.10.6 令和6年10月末の特殊詐欺認知・検挙状況等について
報道発表資料の概要
令和6年10月末の特殊詐欺発生状況は、認知件数16,398件(前年同期比+762件、増減率+4.9%)、被害額487.1億円(前年同期比+139.4億円、増減率+40.1%)となった。
※ 平成16年以降の特殊詐欺の認知・検挙状況等の推移についても掲載している。
2024.12.6 「全部出せ。 全額」「カードもな」男子大学生集団暴行死事件 交際相手の女ら〝強盗致死〟の罪で起訴
【速報】交際相手の女ら2人をより罪の重い『強盗致死罪』などの罪で起訴ー「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」”暴行&謝罪動画”撮影し金品強奪する凄惨な犯行【大学生集団暴行死】札幌地検
北海道江別市で男子大学生が集団で暴行を受けて死亡し男女6人が逮捕された事件で、札幌地検は12月6日、交際相手の女ら2人を強盗致死の罪で起訴しました。
起訴されたのは江別市の大学生、八木原亜麻被告(20)と友人の川村葉音被告(20)の女2人です。
2人は10月26日、江別市の公園で、八木原被告の交際相手で大学生の長谷知哉さん(20)に暴行を加えて死亡させたほか、キャッシュカードなどを奪ったとして、傷害致死や強盗などの疑いで逮捕されていましたが、札幌地検は法定刑が死刑または無期懲役とより罪の重い「強盗致死罪」で起訴しました。
捜査関係者によりますと、逮捕された6人の内、一部が長谷さんへの暴行の様子をスマートフォンで撮影。動画の中では八木原被告との交際をめぐるトラブルについて因縁をつけて長谷さんに謝罪させている様子が映っていたということです。
これまでの警察の調べに八木原被告は「直接手を出さなかったが他の容疑者の暴行の様子を笑ったりあおったりした」と話す一方、川村被告は「自分も暴行した」などと話していました。
起訴状によりますと、八木原被告と川村被告は16~18歳の少年4人と共謀のうえ、江別市の公園で、長谷さんの腹部、顔面などを多数回にわたり殴ったり蹴ったりする暴行を加え、金品を奪おうと考え「全部出せ。全額」「クレジットカードもな」「銀行カードあんのか」など言い、頭部や腹部を複数回踏みつける暴行を加え、現金二千数百円とクレジットカード1枚、キャッシュカード1枚が入った財布ほか1点を奪い、さらに暴行を加えて暗証番号を聞き出しました。
長谷さんは一連の暴行で「外傷性くも膜下出血」「硬膜下血腫」「腰椎右横突起骨折」「右腎臓損傷」などの傷害を負い、搬送先の病院で死亡しました。
八木原被告ら2人はクレジットカードを使用して商品をだましとろうと考え、市内のコンビニの電子決済を通じてクレジットカードを不正に使用しタバコなどを購入。
さらに川村被告は、札幌市内のコンビニのATMで、奪ったキャッシュカードを使い現金12万7000円を引き出しました。
■”交際相手” 八木原亜麻被告(20)
「強盗致死」「詐欺」「詐欺未遂」の罪で起訴
■”八木原被告の友人” 川村葉音被告(20)
「強盗致死」「詐欺」「詐欺未遂」「窃盗」の罪で起訴
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北海道江别市一名男大学生遭群殴致死,12月6日,札幌地方检察厅以抢劫致人死亡等罪名,对包括其女伴侣在内的男女六人提起公诉。
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【解説】大学生暴行死 交際相手ら2人を強盗致死など罪で起訴
ことし10月、江別市の公園で、当時20歳の男子大学生が暴行を受けて死亡し、少年を含む男女6人が逮捕された事件で、検察は6日、このうち、被害者の交際相手の女子大学生ら2人が、被害者に暴行を加えて現金やクレジットカードなどを奪った上で死亡させたとして強盗致死などの罪で起訴しました。
ことし10月、江別市の公園で、千歳市の大学生、長谷知哉さん(当時20)が暴行を受けて死亡した事件では、少年を含む男女6人が逮捕され、警察は傷害致死や強盗などの疑いで捜査していました。
札幌地方検察庁はこのうち、江別市の大学生で、被害者の交際相手の▼八木原亜麻被告(20)と▼川村葉音被告(20)がことし10月25日から翌26日にかけて被害者に殴る蹴るなどの暴行を加えて現金2000円あまりやクレジットカードの入った財布を奪ったほか、奪ったキャッシュカードの暗証番号を聞き出すなどしたとして強盗致死の罪で起訴しました。
また、2人は江別市内のコンビニエンスストアで被害者のクレジットカードを使いたばこをだまし取ったり、だまし取ろうとしたりした詐欺や詐欺未遂の罪でも起訴されました。
検察は2人の認否を明らかにしていません。
法定刑が傷害致死より重い、強盗致死の罪で起訴したことについて検察は「捜査を遂げた結果、立証が可能で適切だと判断した」と説明しました。
2人は、被害者から奪ったキャッシュカードで現金を引き出した疑いでも逮捕され、川村被告は窃盗の罪で起訴されましたが、八木原被告は不起訴となりました。
理由について検察は明らかにしていません。
一方、2人とともに逮捕された少年らほかの4人については警察が引き続き捜査を進めています。
【担当記者が解説】
2人の被告が強盗致死などの罪で起訴されました。取材にあたっている小柳玲華記者が解説します。
Q1:
2人は傷害致死などの疑いで捜査されていたが、起訴された段階では罪名が変わった。どういうことか。
A1:
今回の事件で検察は、傷害致死より法定刑の重い、強盗致死の罪で2人を起訴しました。
傷害致死の法定刑が3年以上の懲役なのに対し、強盗致死の罪は、法定刑が死刑か無期懲役と定められています。
強盗致死の罪で起訴した理由について、検察は「捜査を遂げた結果、立証が可能で適切だと判断した」と説明しました。
一方、八木原被告については、被害者から奪ったキャッシュカードで現金を引き出したとして逮捕された窃盗の疑いについては不起訴となりました。
理由については明らかにしていません。
Q2:
この事件では被害者を6人で暴行したとされている。なぜ、集団暴行に至ったのか。
A2:
起訴された2人のうち、八木原被告は被害者と同じ釧路市出身で交際関係にありました。
ただ、「交際関係でトラブルがあった」という趣旨の供述をしています。
一方、川村被告は八木原被告と大学は違うものの、同じコンビニエンスストアでアルバイトをしていました。
被害者と八木原被告の交際関係のもつれから、川村被告やつながりのあるほかの4人も被害者の暴行に至ったとみられています。
Q3:
集団暴行から、強盗、詐欺、窃盗まで、事件の詳細はどこまで解明されたのか。
A3:
被害者と八木原被告は江別市内で落ち合ってから被告の自宅で過ごしたあと、現場の公園に向かい、集団暴行に至ったとみられています。
その際の様子は動画で撮影されていました。
そして八木原被告ら2人は、被害者から奪ったクレジットカードを使って、コンビニエンスストアでたばこなどをだまし取ったあと、現場の公園に戻っているということです。
その後、八木原被告を除く、川村被告ら5人が車で札幌市内に向かい、奪ったキャッシュカードでATMから現金12万7000円を引き出しました。
カードとともに奪ったかばんなどは札幌市内の川に捨てていたことが分かっていて、その一部は見つかっています。
これまでの調べで八木原被告は被害者と将来を含めた話で口論になり、「交際関係でトラブルがあった」という趣旨の供述をしています。
これがきっかけとなって、集団暴行に至ったとみられますが、交際をめぐる問題で金品のみならず、命まで奪ってしまった詳しい動機についてははっきりしていない点も多くあります。
明確な動機は今後、裁判員裁判で明らかにされることになります。
2024.12.6 「闇バイト」強盗の逮捕者56人、20代以下が8割…「指示役」は身元隠し若者を「捨て駒」に
「闇バイト」強盗の逮捕者56人、20代以下が8割…「指示役」は身元隠し若者を「捨て駒」に
各地で相次ぐ「闇バイト」による強盗事件などで、警察当局が8月以降に逮捕した容疑者は男女56人に上り、20歳代以下が約8割だったことが読売新聞のまとめでわかった。指示役が、「実行役」「運転役」「凶器準備役」「資金管理役」など応募者らを主に七つの役割に分担し、自らは秘匿性の高いアプリで身を隠して若者を“捨て駒”にしている構図が浮かぶ。
一連の事件は8月27日以降、北海道、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川の6都道県で計24件発生。未明の住宅に押し入る事件が目立ち、警察はこのうち22事件に関与したとして、闇バイトに応募するなどした56人(5日時点)を逮捕した。
読売新聞が容疑者の年齢や役割、供述などを分析したところ、年齢別では20歳代が最多で37人、30歳代が10人、10歳代が7人と若年層が大半を占めた。役割別(重複あり)では、見張りを含む「実行役」が52人と最も多く、車両の「運転役」が10人、被害品の「回収・運搬役」が4人だった。
このほか、ハンマーなどを用意する「凶器準備役」が3人、被害者のキャッシュカードで現金を不正に引き出すなどの「処分役」が2人。被害金を振り込む口座の出入金を担当する「資金管理役」と、SNSで実行役を募る「リクルーター役」が各1人だった。
捜査関係者によると、大半の容疑者は「高額報酬」などとX(旧ツイッター)で検索し、「荷物運搬」「ホワイト案件」をうたう求人に応募していた。
56人のうち、少なくとも17人は闇バイトへの応募理由について「借金を返したかった」「大きく稼げると思った」など報酬目当てだったと供述している。
一方、指示役は他人名義の「飛ばし携帯」を利用したり、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」の登録に米国内の電話番号を使ったりして身元を隠し、実行役らに侵入方法などを指南しているとみられる。
全国の警察は、闇バイトに応募した人の相談に応じており、保護した件数は11月末までに125件に上った。約7割が10~20歳代で、指示を断ったところ「個人情報をさらす」と脅されるなどしていた。警察庁の露木康浩長官は5日の記者会見で、「脅しには屈しないでください。警察は保護します」と呼びかけた。
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56人因“黑暗打工”抢劫被捕,80%年龄在20岁以下……“导师”隐藏身份,用年轻人当“棋子”
2024.12.6 保育園のママ友ふたり 他人の電子マネーで約40万円のタブレット購入 詐欺疑いで逮捕
保育園のママ友ふたり 他人の電子マネーで約40万円のタブレット購入 詐欺疑いで逮捕
保育園の“ママ友”同士で犯行か…他人の電子マネーで不正に買い物した疑い 詐欺グループの31歳と32歳の女逮捕「買い子」募るリクルーターか
保育園のママ友の女2人が、他人の電子マネーで高額なタブレット端末をだまし取った詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも栃木県に住む黒田裕香容疑者(31)と小浦優容疑者(32)です。
警察によりますと、2人はことし8月、他人の電子マネーを使って大阪市の家電量販店でおよそ40万円のタブレット端末を購入した詐欺の疑いを持たれています。
2人は子どもが同じ保育園に通う「ママ友」で、調べに対し容疑を認めているということです。
2人の背後には偽の通販サイトを運営する組織があり、そのサイトで買い物をした被害者に「電子マネーで返金する」と持ち掛けて電子決済のコード画面を送らせ、それを使ってタブレット端末を購入していたとみられます。
偽の通販サイトの被害者から二重に金をだまし取る手口の被害は4都府県で450万円に上るとみられ、警察が詳しく調べています。
調べに対し2人は容疑を認めた上で、黒田容疑者は「生活費が欲しかった」、小浦容疑者は「ホストやギャンブルで借金を重ね、首が回らなかった」などと供述しています。
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日托中心的两名妈妈朋友因使用他人的电子货币购买了价值约40万日元的平板电脑因涉嫌欺诈而被捕
在回应调查时,两人承认了这些指控,黒田裕香说,“我只是想要一份生活工资”,而小浦優说,“我因主持和赌博而负债累累,我无法应对。
2024.12.5 「粉飾はやってしまっている」粉飾決算指南で銀行から融資金約5000万円詐取か 経営コンサルら逮捕
【速報】「私が指南した。罪と向き合う」経営コンサルが粉飾決算指南・約5000万円の融資だましとる詐欺の疑いで逮捕 逮捕前の取材に答える
大阪市の経営コンサルタントの男が、担当する赤字状態の会社の決算報告書を粉飾して良く見せかけ、銀行から約5000万円の融資金をだまし取った疑いで4日、逮捕されたことがわかりました。男は逮捕前、読売テレビの取材に「私が(粉飾を)指南した。罪と向き合っていく」と話していました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市淀川区の経営コンサルタント、平井登容疑者(50)です。
捜査関係者によりますと、平井容疑者は3年前、同じく詐欺の疑いで逮捕された大阪市淀川区の不動産管理会社「ベンリッチ」の元社長、山口博巳容疑者(59)と共謀したとみられています。
会社は赤字で債務超過だったにも関わらず、借入金を少なく計上するなどして、業績をよく見せかけた虚偽の決算報告書を銀行に提出し、約5000万円の融資金をだまし取った疑いがもたれています。
ベンリッチは去年12月、破産手続きの開始決定を大阪地裁から受け、銀行が今年6月、大阪府警に刑事告訴していました。
平井容疑者は逮捕前、読売テレビの取材に「粉飾はやってしまっている。私が指南させて頂きました。罪と向き合ってその贖罪をどう果たすか考えています」と容疑を認めていました。
一方で、平井容疑者は「私に各社の経営権はない。私は(会社から)求められたことに対して色々な方法を指南させて頂いた。私は私の利得のためにやっていない」とも話していました。
警察は逮捕後の平井容疑者らの認否を明らかにしていませんが、平井容疑者が他にも複数社の経営コンサルタントをしていたことから、余罪を調べています。
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据了解,大阪市的一名管理顾问4日因涉嫌篡改所负责的亏损企业的财务报表,骗取银行约5000万日元贷款而被捕。在被捕前,该男子告诉读卖电视台,“我发出了(修饰)指示。我将面对我的罪行。”
大阪市淀川区管理顾问平井登(50岁)因涉嫌诈骗被捕。
2024.12.4 SNSで知り合った男性に“ロマンス詐欺”か 元セクシー女優を逮捕
SNSで知り合った男性に“ロマンス詐欺”か 元セクシー女優を逮捕
セクシー女優として活動していた26歳の女が、SNSで知り合った男性にいわゆる“ロマンス詐欺”をしたとして逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、「千夏麗」の名前でセクシー女優として活動していた長浜渚容疑者です。
警視庁によりますと、長浜容疑者は2019年、SNSで知り合った30代の男性に、「学生の時、どうしても看護師になりたくて金を借りた知人に返すお金なんです」などとウソを言って、現金およそ460万円をだまし取った疑いが持たれています。
長浜容疑者は、男性と何度か食事に行くなどした後にウソを言い、だまし取ったとみられるということです。
調べに対し、長浜容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は、現金をホストクラブなどに使っていたとみて調べています。
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一名以性感女演员身份活跃的 26 岁女性,因对在 SNS 上认识的男子实施所谓“浪漫诈骗”而被捕。
因涉嫌诈骗而被捕的犯罪嫌疑人是以“千夏丽”名义活跃的性感女演员长滨渚。
2024.12.4 狛江事件、実行役に無期懲役求刑 「ルフィ」指示疑いの広域強盗
“ルフィ”強盗事件 東京・狛江市での強盗致死事件の実行役・加藤臣吾被告に無期懲役を求刑 検察側「拷問ともいえる残虐な犯行」 東京地裁立川支部
「ルフィ」などと名乗る指示役による一連の強盗事件で、強盗致死などの罪に問われた実行役の男に検察側は無期懲役を求刑しました。
加藤臣吾被告(26)は去年1月に東京・狛江市の住宅で、90歳の女性が暴行され死亡した事件など、3つの事件に関与したとして、強盗致死などの罪に問われています。
きょうの裁判で検察側は「被害者に拷問ともいえる残虐な犯行を行った」「主体的、積極的に犯行に関わり、不可欠な役割を果たした」として、加藤被告に無期懲役を求刑しました。
一方、弁護側は「積極性があったことは認められるが、別の実行役がリーダーだったのは明白で、それ以上に重い刑にするのは相応しくない」「指示役に脅されて参加せざるを得なかった側面もある」として、有期刑を求めました。
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东京地方法院立川分院的致命抢劫案的肇事者加藤慎吾被判处无期徒刑
检察官要求判处一名男子无期徒刑,该男子被指控犯有一系列抢劫案以及其他罪行,包括在抢劫过程中致人死亡。
被告加藤臣吾(26岁)因参与三起事件而被控抢劫致人死亡罪,其中包括去年1月在东京狛江市的一处住宅袭击一名90岁妇女并导致其死亡。
在今天的审判中,检方要求判处加藤无期徒刑,理由是他“对受害者犯下了可被视为酷刑的残酷罪行”,并且“积极主动地参与其中,在犯罪中发挥了至关重要的作用”。
另一方面,辩方表示,“虽然承认存在攻击性,但很明显另一名犯罪者是领导者,因此判处比这更重的刑罚是不合适的。在某些方面,他别无选择,只能这样做。”他说道,并要求判处有期徒刑。
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狛江事件、実行役に無期懲役求刑 「ルフィ」指示疑いの広域強盗
「ルフィ」と名乗る男らが指示したとされる広域強盗事件のうち、東京都狛江市の住宅で2023年1月、住人の女性=当時(90)=が暴行を受け死亡した事件の実行役として、強盗致死罪などに問われた加藤臣吾被告(26)の裁判員裁判公判が4日、東京地裁立川支部で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。弁護側は有期の懲役刑を求めて結審した。判決は16日。
検察側は論告で「被告は女性の太もも付近を蹴ったり、女性を地下室に運んだりし、強盗の成功に不可欠な役割を果たした」と指摘した。弁護側は「別の実行役が現場のリーダーだった」と主張した。
広域強盗事件を巡っては、渡辺優樹被告(40)やルフィを名乗ったとされる今村磨人被告(40)らグループ幹部が指示役として逮捕、起訴された。狛江市の事件は一連の広域強盗で唯一、被害者が死亡した。
起訴状によると、加藤被告は共謀し、23年1月19日、女性宅に宅配業者を装って侵入。蹴ったり、バールで殴ったりして腕時計などを奪い、女性を死亡させたなどとしている。
2024.12.3 強盗致傷容疑で女を逮捕 「資金管理役」か、埼玉・所沢の事件
連続強盗“資金管理役”か 26歳女を逮捕…所沢署に移送
関東で相次ぐ一連の強盗事件で新たに逮捕された資金管理役とされる26歳の女が3日夜、警察署に移送されました。女は実行役から現金を受け取ったり、報酬を振り込んだりしたとみられています。
記者
「午後9時半すぎです。武藤容疑者を乗せた車が、いま所沢署に入りました。まっすぐ前を見て座っている様子が確認できます。少しうつむいています」
車の中で目を伏せたまま、微動だにせず座る女。京都市に住む職業不詳の武藤恵子容疑者(26)です。関東で相次ぐ、闇バイトによる一連の強盗事件のうち、埼玉県所沢市の強盗致傷事件に関与したとして新たに逮捕されました。
この事件が起きたのは今年10月。所沢市の民家に複数の男が押し入り、夫婦を粘着テープで縛った上、刃物で切りつけてけがをさせ現金約16万円を奪いました。
現場周辺の防犯カメラには、パトカーなどが列をなして通り過ぎていくと、約1分後、今度は逆方向へと走る人の姿が。その後、警察官が後を追いかける様子が残されていました。別のカメラも走り去る姿を捉えていて、畑に入っても走り続け、そのまま逃走しました。
近所の住民
「(畑に)足跡がいっぱいついてた。コンクリみたいなの流して、足跡みられるんでしょう?ああいうのをやってたみたい。足跡をとってた」
この事件をめぐっては、これまでに実行役やリクルーター役などとして6人が逮捕されていますが、今回逮捕された武藤容疑者は、別の役割を担っていたとされています。それは「資金管理役」です。この「資金管理役」とは、いったいどんな役割なのでしょうか。
警察によると、武藤容疑者は、指示役から指示を受け、自身の口座から所沢市の強盗事件の実行役などに強盗の資金や報酬などを振り込んでいたといいます。
また、捜査関係者によると、所沢市での強盗事件のほかに、東京・国分寺市での強盗事件では、実行役が奪った金を自身に振り込ませていたとみられています。
一連の強盗事件で、今回が初めてだという「資金管理役」の逮捕。警察は「資金管理役」について、犯行を行う上で必要不可欠な役割だったとみています。
武藤容疑者は実行役とこうした金のやりとりをしていた一方で、押収された携帯などには実行役と直接のメッセージなどのやりとりはなかったといいます。
警察の調べに対し武藤容疑者は、「身に覚えがありません」と容疑を否認。
警察は、指示役など一連の事件の背景を調べています。
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一名26岁女子涉嫌连环抢劫,负责“资金管理”,被捕…
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強盗致傷容疑で女を逮捕 「資金管理役」か、埼玉・所沢の事件
埼玉県所沢市の住宅で起きた強盗致傷事件に関与したとして、埼玉県警などの合同捜査本部は3日、京都市上京区、職業不詳武藤恵子容疑者(26)を住居侵入と強盗致傷の疑いで逮捕し、発表した。捜査関係者によると「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
県警は、同事件でこれまで、SNSの「闇バイト」などで集まった実行役やリクルーター役などとして計6人を逮捕。6人のスマートフォンの匿名性が高いアプリの解析や取り調べの結果などから武藤容疑者を特定した。強奪した現金などの「資金管理役」だとみている。
捜査1課によると、逮捕容疑は他の容疑者や氏名不詳者らと共謀して10月1日未明、所沢市の住宅に侵入し、80代の夫婦を縛るなどしてけがをさせ、現金約16万円などを奪ったというもの。事件後、武藤容疑者が管理する口座で現金の取引が確認されたという。
捜査関係者によると、武藤容疑者が管理する口座を通じて強盗の実行役とリクルーター役らへの報酬や必要資金を支払ったり、被害金を受け取ったりしていたとみられるという。
武藤容疑者のスマホには匿名性の高い通信アプリ「シグナル」と「テレグラム」がインストールされていた。同容疑者の口座には9月30日未明に東京都国分寺市であった、強盗致傷事件の被害金の一部も振り込まれていた可能性があるという。
武藤容疑者の自宅は、外国人留学生などが多い女性専用マンション。マンションの住人によると、3日昼ごろには捜査員とみられる男性らが入り口などにいたという。
2024.12.3 千葉・市原のホテル強盗殺人「被害者に会いに行った」趣旨の供述 恋愛感情あったか
千葉・市原のホテル強盗殺人、被害女性に「恋愛感情あった」…容疑者はかつて指導役
千葉県市原市のホテルで従業員の女性(56)(市原市)が殺害され、ホテルから現金が奪われた事件で、元従業員の江川敦容疑者(47)(同市)(強盗殺人の疑いで逮捕)が「(被害女性に)恋愛感情があった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、江川容疑者が一方的に恋愛感情を募らせ、2人の間に何らかのトラブルがあったとみている。
捜査関係者によると、2人はホテルの在籍時期が重なっていた。江川容疑者は被害女性がホテルで働き始めた頃、指導役を務めていたという。
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千葉・市原のホテル強盗殺人「被害者に会いに行った」趣旨の供述 恋愛感情あったか
千葉県市原市のホテルで従業員の女性が殺害され、現金が奪われた事件で、逮捕された男が「ホテルには女性に会いに行った」「恋愛感情があった」という趣旨の話をしていることがわかりました。
この事件は今年10月31日深夜から翌朝にかけて、市原市のホテルで従業員の佐伯仁美さん(56)の首を切り付けるなどして殺害し、現金を奪ったとして強盗殺人の疑いで江川敦容疑者(47)が逮捕されたものです。
これまでの取材で、江川容疑者と佐伯さんはこのホテルの同僚だったことがわかっていますが、その後の捜査関係者への取材で、江川容疑者が「ホテルには佐伯さんに会いに行った」という趣旨の話をしていることが新たにわかりました。また、「恋愛感情があった」という趣旨の話もしているということです。
一方で、佐伯さんは手首を縛られ首や腹部を刃物で刺されていて、強い殺意による犯行とみられることから、警察は動機について慎重に調べています。
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千叶县市原市一家酒店女员工被杀并被盗现金案中被捕的一名男子据称称,他去酒店与该女子见面,并对她产生了浪漫的感情。
千叶县市原市的一家酒店内,一名女员工(56 岁)被谋杀,酒店现金被盗。前员工江川敦(47 岁)被指控犯有抢劫和谋杀罪,他称“对(受害者)有浪漫的感情”。县警方认为,犯罪嫌疑人江川单方面对她产生了感情,两人之间存在某种矛盾。
2024.12.2 クレカ不正利用1億円弱、夫妻再逮捕 ジムやコンビニで身分証窃盗か
他人の免許情報でクレカ不正作成、高級ウイスキー291万円分購入 容疑の男ら5回目逮捕
盗んだ運転免許証を使って不正に作成したクレジットカードで高級ウイスキーを購入してだまし取ったなどとして、警視庁犯罪収益対策課は2日、詐欺などの疑いで、東京都江東区豊洲の職業不詳、斎藤貴聡被告(32)と妻の智華被告(33)=いずれも詐欺罪で起訴=を再逮捕した。逮捕は5回目。信販会社16社で31人分、計71枚のカードを偽造し、約9500万円を使用したとみられる。
再逮捕容疑は、斎藤容疑者が中央区のスポーツジムで、他人の更衣ロッカーから運転免許証などを窃取。その後共謀して、盗んだ免許証の情報を基に作成した偽造免許使って発行したカードで、中央区内の酒店で高級ウイスキー13本(販売価格計約291万円)を購入してだまし取ったなどとしている。ウイスキーは、港区内の金券ショップで売却していたという。
犯収課によると、偽造免許は裏面のプラスチック板が未加工の粗末なものも多かった。オンライン申請したカードが配達される際の本人確認では、フードやマスクで顔を隠したり、運転免許の手渡しを拒んだりなどしていたという。
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不正入手した「身分証」を使いクレジットカードをゲット…その数71枚か 詐欺・窃盗容疑で夫婦を5度目逮捕
スポーツジムの無施錠ロッカーから他人の免許証を盗み、不正に作った他人名義のクレジットカードで買い物したとして、警視庁は2日、詐欺と窃盗などの疑いで、いずれも東京都江東区で無職の斎藤貴聡容疑者(32)と妻の智華=ちはる=容疑者(33)を再逮捕した。
両容疑者の逮捕は5回目。「高級スポーツカーに飛び石が当たった」「喫茶店で体がぶつかった」などと言いがかりをつけ、相手の運転免許証を撮影し、その画像を使って他人名義のカードを不正に作成して使用していたとして、既に詐欺罪などで起訴されている。
◆警視庁によると、不正利用の被害規模は9500万円
同庁犯罪収益対策課によると、2022年12月~24年8月、31人の名義で16社のカード71枚を不正に作り、被害規模は9500万円に上るとみている。生活費などに使っていたとみられる。
再逮捕容疑では、5月17日に中央区のスポーツジムで、ロッカー内から他人の運転免許証などを窃取。その免許証を使い不正に作成した他人名義のクレジットカードで、6月25日に同区の酒買い取り店でウイスキー13本、計約290万円分を詐取、翌26日に港区のチケット店で、前日購入したウイスキー13本を計約251万円で売却したとされる。貴聡容疑者は黙秘し、智華容疑者は否認している。
◆他人名義のカード、なぜ簡単に作れてしまう?
他人の運転免許証やその画像を悪用したクレジットカード発行は後を絶たない。警視庁の捜査幹部は「オンライン契約の際、本人確認が脆弱(ぜいじゃく)な会社が狙われている」と指摘する。
大手カード会社などは「eKYC」と呼ばれるオンラインでの本人確認システムを導入。スマートフォンで撮影した本人の免許証などと一緒に、カメラの前で本人の動画や顔写真を提示する仕組みで、なりすまし防止に有効とされる。
一方、身分証の画像を送るだけで本人確認が取れたとする会社や、AIの利用などで審査を一部自動化し、短時間での発行を売りにするケースもある。業界団体「日本クレジット協会」の担当者は、「競合が激しい中、顧客獲得のため、いかに手軽にカードを作ってもらうかが重要になっている」と話す。
情報セキュリティーに詳しい立命館大の上原哲太郎教授は「eKYCなどを導入せずコストダウンを図ると、本人確認は緩くなる」と指摘。「(なりすましを見抜けない)画像での確認はやめるべきだ」と話す。
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一对夫妇因涉嫌诈骗和盗窃第五次被捕,他们使用骗取的身份证获得了71张信用卡。
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