Japan! 強盗, 窃盗事件, 伊豆大島で交際女性の遺体遺棄, 盗撮未遂, 長野駅前 3人殺傷事件, 暴力事件, 傷害, 京アニ放火殺人事件, 玉野強盗事件, 去年の自殺者数, 宅配業者装い強盗目的でマンション侵入, 死体損壊事件, 強盗殺人未遂事件 2025.1.27-1.31

2025.1.31 「精一杯前を向いて歩いて行く」 長野駅前殺傷事件、遺族が県警通じコメント
長野市のJR長野駅前で男女3人が刺された殺傷事件で、亡くなった同市内の会社員丸山浩由さん(49)の遺族が31日、長野県警を通じて報道機関向けのコメントを発表した。全文は次の通り。
報道関係の皆様ヘ
新しい年を迎えて早々、1月22日の突然の出来事は、通夜・告別式を終えてもなお、私たち家族にとって現実の事とは受け入れ難いものですが、周囲の皆様方からは、故人のために献花・供物等を頂いただけでなく、事件に関する情報をお寄せくださったものと承知しております。
本当にありがとうございました。
私たち家族にとって、周囲の皆様方から頂いた大きく温かなお気持ちは、これからの人生を、故人の分まで精一杯前を向いて歩いて行くための勇気となりました。
どうか周囲の皆様方におかれましては、これまでどおり私たち家族に接していただき、私たち家族と一緒に故人を偲んでいただければ幸いです。
丸山家一同

2025.1.31 兵庫 芦屋 強盗殺人未遂事件 近所に住む容疑者を新たに逮捕
今月、兵庫県芦屋市の路上で30代の男性に大けがをさせた上、スマートフォンを奪ったとしてマレーシア人2人が逮捕された事件で、警察は現場近くに住む28歳の中国人を、新たに強盗殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、中国籍で兵庫県芦屋市に住む無職のマ・アーノルド容疑者(28)です。
今月16日、芦屋市涼風町の路上で35歳の男性が2人組の男に突然、刃物で刺されるなどして大けがをした上、スマートフォンを奪われました。
警察はいずれもマレーシア国籍で58歳のイー・テン・ホウ容疑者と、タン・ファン・チュン容疑者をその日のうちに強盗殺人未遂の疑いで逮捕しましたが、捜査関係者によりますと2人は調べに対し「現場近くの住人を襲撃するよう依頼され、来日した」などと供述しているということです。
このため警察がさらに捜査を進めたところ、マ容疑者が2人に対し、襲撃の現場を事前に伝えていた疑いがあることが分かったということで、30日新たに強盗殺人未遂の疑いで逮捕しました。
容疑者は現場から数百メートルの場所に住んでいるということです。
一方、被害者の男性は事件当日、車の清掃を依頼されてたまたま現場を訪れていたということで、警察は別の人と間違って襲われた可能性があるとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。
マ容疑者は調べに対し、「何も言いたくありません」と話しているということです。

2025.1.31 男性は死亡後に切断されたか 発見現場に争ったような形跡なし 東大阪市の山中に遺体
大阪府東大阪市の生駒山中で、切断された男性の遺体が見つかった事件で、現場に争ったような形跡がなかったことが新たにわかりました。
1月25日午前、東大阪市山手町の生駒山中で、行方不明者の捜索をしていた警察官が頭・両腕・両足などが切断された男性の遺体の一部を複数発見しました。40代~50代前半とみられ、衣服は身に着けておらず、去年12月下旬ごろに死亡したとみられるということです。
警察のその後の捜査で、現場に争ったような形跡はなく、遺体の傷には生きている時に確認される反応がないことから、男性が死後に切断され遺棄されたとみられることが新たにわかりました。警察は死体損壊事件などとして捜査するとともに殺人容疑も視野に捜査しています。
2025.1.29 宅配業者装い強盗目的でマンション侵入 暴力団組員ら男女4人逮捕 住民が不審に思い警察に相談し発覚
強盗予備と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団二代目東組傘下組織の組員、橋爪和治容疑者(52)ら男女4人です。
橋爪容疑者らは、去年11月、大阪市天王寺区のマンションに宅配業者を装って侵入し、マスクなどで変装した上で、強盗に入る機会をうかがっていた疑いが持たれています。
警察によると、インターホンに応じた住民が不審に思い、ドアの前に荷物を置くよう伝えたことで、橋爪容疑者らは部屋に入れず、マンションを後にしたということです。
玄関には荷物が置かれていなかったことから、住民が警察に相談し事件が発覚しました。
警察は、橋爪容疑者が指示役とみていますが、4人の認否を明らかにしていません。
また、他にも事件に関わっている人物が2人いるとみて、行方を追っています。
2025.1.29 【長野3人殺傷】挫折、孤立、生活困窮…自暴自棄型「ローンオフェンダー」の特徴 専門家「社会や家族、他人のせいだと思い込み社会に復讐」 “孤立”を生まない社会にすることが重要と指摘

NBS長野放送ニュース1/29(水)12:03

長野市のJR長野駅前で男女3人が襲われ1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件から1月29日で1週間。逮捕された容疑者は、自宅の電気と水道が止められ、生活が困窮していたとみられることがわかりました。一方、現在も黙秘を続け動機などについては分かっていません。専門家は「社会から孤立し生活が困窮することで自暴自棄になって凶行を起こす『ローンオフェンダー』の特徴がある」と話しています。

■3人を無言で背後から

1月22日夜、JR長野駅前で発生した3人殺傷事件。男女3人が刃物で次々と刺され、49歳の男性が死亡、37歳の男性が重傷、46歳の女性が軽傷を負いました。

事件から4日後の1月26日、女性に対しての殺人未遂の疑いで無職・矢口雄資容疑者(46)が逮捕されました。

これまでの調べでバスを待っていた3人を無言で背後から刺したということです。

警察は「被害者3人と面識はなく通り魔的な犯行」とみています。

■「ローンオフェンダー」の特徴

テロ犯罪などを研究する日本大学危機管理学部の福田充教授は、組織に属さない個人が単独でテロ行為などに及ぶ「ローンオフェンダー」の特徴があると言います。

日本大学危機管理学部・福田充教授:
「昨今増えているのは社会から引きこもって社会不適応になり、そして生活が困窮したり行き詰って自暴自棄になり、今回の事件も(「ローンオフェンダー」の)自暴自棄型の犯罪に当てはまる可能性が高い」

福田教授によりますとローンオフェンダーは政治的思想が動機になる「テロリズム型」。

差別的思想を持つ「ヘイトクライム型」。

そして、生活に行き詰まるなどして他者を攻撃する「自暴自棄型」の3つに分かれるとしています。

2022年の安倍元首相銃撃事件は「テロリズム型」。

2016年に神奈川県の障害者施設で入所者19人が殺害された事件は「ヘイトクライム型」。

2023年長野県中野市で住民と警察官合わせて4人が殺害された事件は「自暴自棄型」に分類されるということです。

■挫折、孤立…「自暴自棄型」

福田教授は今回の事件は中野市の事件と「共通点があるのでは」と指摘します。

日本大学危機管理学部・福田充教授:
「(2つの事件では)挫折による社会的な孤立という共通点がある。その結果、自暴自棄になって厳しい苦しい状況に陥っているのは、社会や家族、他人のせいだと思い込むことで復讐を社会にしてやろうと」

中野市の事件の青木政憲被告は成績もよく東京の大学に進学しましたが、中退して地元に戻ってきました。「大学でいじめに遭い人間関係が苦手になった」と話していて、近所づきあいはほとんどありませんでした。

独りぼっちを意味する「ぼっち」という言葉に過剰に反応していて、面識のない住民2人が自分を「ぼっち」と呼んでいると一方的に思い込み犯行に及んだとされています。

■引きこもりがち、生活に困窮か

今回の事件でも矢口容疑者の同級生や実家近くの住民によりますと、高校までは成績が良く部活に打ち込んでいたということです。

その後、首都圏の大学に進学しますが、10年程前に実家に戻って来て「引きこもりがちだった」ということです。

現在は無職で長野市内の集合住宅に一人で暮らしていました。

捜査関係者によりますと、自宅は、電気、水道が止められていました。関係者によりますと、生活保護を受給していたということです。生活に困窮していたとみられます。

■「社会的孤立を生まない社会に」

近年、増加している「ローンオフェンダー」。

警察も対策を強化しています。警視庁は2025年度、専門の部署をつくり未然に防ぐための体制をつくります。ただ、福田教授は「社会的孤立を生まない社会にすることも重要」だと話します。

日本大学危機管理学部・福田充教授:
「なんらかの予兆というかシグナルが地域や家族の中で確認されている事例はある。そういった段階で社会で対応する、警察や役所に相談する。社会から取り残され働けなくなったり、引きこもりになってしまうような個人をなるべく生み出さないような社会制度づくりが求められる」

2025.1.29 【長野3人殺傷】生活に困窮か 容疑者は生活保護を受給 電気や水道を止められる 矢口雄資容疑者(46)「わかりません」と黙秘続ける 事件から1週間
長野市のJR長野駅前で3人が殺傷された事件から1週間。容疑者は、今も黙秘を続けています。容疑者は生活保護を受給していて、住んでいたアパートの電気や水道は止められていたことが新たにわかりました。生活に困窮していたとみられます。
1月22日の夜、長野駅善光寺口のバス乗り場付近で男女3人が刃物で刺され、会社員の男性(49)が死亡しました。
1月29日で1週間を迎え、捜査に当たった長野中央警察署には、遺族が署員に贈った感謝の花束が飾られていました。
女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕された無職・矢口雄資容疑者(46)は、警察の調べに対し「わかりません」と話し、今も黙秘を続けています。
動機の解明が待たれる中、捜査関係者によりますと、容疑者が1人で暮らしていた自宅アパートは、電気、水道が止められていました。関係者によりますと、生活保護を受給していたということです。生活に困窮していたとみられます。
警察は、引き続き動機や犯行に至った経緯など全容解明を進めます。
2025.1.29 「内気で物静かな普通の青年」バスケ部に所属の中学時代は優しくて大人しい性格【長野駅前3人殺傷事件】アパートでは1人暮らし 矢口雄資容疑者とは
高校時代は「明るく爽やかな印象」元同級生が語る矢口雄資容疑者…三人兄弟の末っ子で進学校へ「怒っているシーンがまず記憶に出てこない」事件と結びつかず「すごくびっくり」【長野駅前3人殺傷事件】
アパートの近くに住む人は:
「犯人がコーヒー買ってチャリンコで行き来しているのは(妻が)見たけど」
「(容疑者が住んでいたのは)単身用のアパートとかそういう感じ」
アパートに近い、実家の近所の人によりますと、矢口容疑者は両親と2人の兄の5人家族だったといいます。
実家の近所に住む人:
「お宮がありまして、そこでみんな遊んでました。お兄ちゃんたちと一緒だったと思います。習い事もしてたな。お母さんは教育熱心な方で優しいお母さんでしたよ」
市内の中学校に通い、バスケットボール部に所属。
当時を知る人は、優しくて大人しい性格で、目立たない人物だったと振り返ります。
その後、市内の進学校、長野吉田高校に進み、卒業アルバムでは笑顔を見せていました。
近所の人によりますと、30代のころには一時、実家に戻り生活していた時期もあったといいます。
記者:
近所づきあい特段なかった?
実家の近所の人:
「ないないないない。普通の青年だよね。内気な物静かなあれだった。(家に)昼間いたんだか夜いたんだかわからないけど、たまに出かけちゃなんかしてたと思うよ。夜の仕事でも行ってたんじゃないか」

2025.1.29 去年の自殺者数 児童・生徒は過去最多に
厚生労働省が発表した去年1年間に自殺した人は暫定値で2万268人で、前の年から1569人減少し、昭和53年の統計開始以降、2番目に少なくなりました。
性別でみると男性が1万3763人、女性が6505人となっています。
一方で、児童・生徒は527人にのぼり、これまでで最も多かった令和4年の514人を上回って過去最多となりました。
児童・生徒を年代別に見ると
▽高校生が349人で7割近くを占めたほか
▽中学生が163人
▽小学生が15人となっています。
特に、中学生と高校生の女子の増加が目立ち
▽中学生の女子は前の年より19人増えて99人
▽高校生の女子は前の年より17人増えて183人となりました。
また、原因や動機を年代別に見ると19歳以下は複数回答で
▽学業不振や進路に関する悩みなどの学校問題が349件
▽うつ病などの健康問題が284件
▽親子関係の不和など家庭問題が148件、
などとなっています。
橘官房副長官は29日午前の記者会見で「小学生や中学生、高校生の自殺者数については大変重く受け止めている。子どもの自殺対策は関係省庁が連携して進めており、今年度の補正予算でもSNSを活用した相談体制の強化への支援などに必要な予算を計上し、対応の強化を図っている。今後も子どもの命を守るための取り組みに全力を尽くし、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指していきたい」と述べました。

2025.1.29 玉野・強盗事件 カメラ画像を公開 岡山県警、情報提供呼びかけ
玉野市宇野の貴金属買い取り店で28日に発生した強盗事件で、岡山県警と玉野署は29日、店内の防犯カメラに写った容疑者とみられる男の画像を公開した。グレーのニット帽やサングラス、黒いマスクで顔を隠しており、情報提供を呼びかけている。
玉野署によると、男は40~50歳くらいで身長160~170センチ。中肉で、白色の長袖Tシャツとスニーカーに紺色のジーンズを着用。ピンク色の紙袋のようなものを持っている。
事件は28日午後6時45分ごろ、貴金属買い取り店「ジュエルカフェ玉野ショッピングモールメルカ店」で発生した。入店した男が女性従業員(44)に果物ナイフとみられる刃物を突き付け「強盗だ。お金はどこか」と脅迫。金庫から現金数十万円を奪い、刃物を持ったまま逃走した。
署は現場周辺の聞き込み捜査を続けているが有力な手がかりがなく、凶器も見つかっていない。情報提供は玉野署(0863―32―0110)か県警捜査1課(086―234―0110)。
2025.1.28 京アニ放火殺人・青葉真司被告、控訴取り下げで死刑判決が確定…36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪など五つの罪に問われ、1審・京都地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた青葉真司被告(46)が、控訴を取り下げたことが大阪高裁への取材でわかった。1月27日付。検察側は控訴しておらず、平成以降最悪の犠牲者数を出した殺人事件の死刑判決が確定した。

京アニ事件で死刑確定の青葉被告、控訴取り下げの理由不明…娘を失った女性「何も思わない」
2025/01/28 21:51

36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などで死刑判決を受けた青葉真司被告(46)が、控訴を取り下げていたことが判明した。1年前の1審判決直後には、京アニや裁判への不満を口にしていた青葉被告。取り下げの理由は明らかになっておらず、関係者は複雑な思いで受け止めている。

煙を上げて燃える「京都アニメーション」のスタジオ(2019年7月18日撮影、読売ヘリから)

「全てのことを妄想にされた」。1審・京都地裁で判決が言い渡された直後の昨年1月29~30日、勾留先の大阪拘置所で遺族と面会した青葉被告は裁判をそう振り返り、控訴審について「色々発信したい」と意欲を示していた。

青葉被告は公判で「こんなにたくさんの人が亡くなると思っておらず、やり過ぎたと思っています」と後悔を口にしたが、京アニへの恨みは一貫していた。京アニに応募して落選した自身の小説が盗用されたと主張し、「裏切られた」「京アニが私にしたことは不問か」などと語っていた。

大阪高裁によると、今月27日付で青葉被告本人が控訴を取り下げる書面を提出したが、理由は明らかになっていない。

京アニで作品の色遣いを決める「色彩設計」を担当した石田奈央美さん(当時49歳)の母親(83)は「どんな心境の変化があったのかはわからないが、死刑は揺るがないと信じていた。今頃取り下げたと聞いても何も思わない」と話し、「娘の仏壇にご飯を供える時に報告したい」と語った。

事件で重いやけどを負った青葉被告を治療した鳥取大病院高度救命救急センター長の上田敬博教授(53)は控訴取り下げについて「罪と向き合う気持ちや後悔があったのではないか。亡くなった人や遺族に対するおわびの気持ちを一日たりとも忘れずに持ち続けていてほしい」と話した。

京アニの代理人を務める桶田大介弁護士は「被告の弁護人が取り下げに対して異議を申し立てることもあり得る。現時点でのコメントは控えたい」と話した。

“京アニ”放火殺人事件 青葉被告が控訴取り下げ 死刑確定
2025年1月28日 19時40分

「京都アニメーション」のスタジオに放火し、社員36人を殺害したなどとして1審で死刑判決が言い渡された青葉真司被告(46)が、27日付けで控訴を取り下げたことを大阪高等裁判所が明らかにしました。
これにより裁判は終了し、被告の死刑が確定しました。

青葉真司被告(46)は、6年前の2019年7月、京都市伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオに火をつけて社員36人を殺害し32人に重軽傷を負わせたなどとして、殺人や放火などの罪に問われました。

裁判では、物事の善悪を判断する責任能力の有無が争われ、2024年1月、1審の京都地方裁判所は責任能力があったと認めたうえで「36人もの尊い命が奪われたことはあまりにも重大で悲惨だ」などとして、死刑判決を言い渡しました。

青葉被告は判決を不服として控訴し、弁護側は2審で責任能力の評価をめぐって争う方針を示していました。

この裁判について、大阪高等裁判所は28日、青葉被告本人が27日付けで控訴を取り下げたことを明らかにしました。

これにより裁判は終了し、青葉被告の死刑が確定しました。

死刑判決に対する被告本人の控訴の取り下げをめぐっては、過去に被告の弁護士が無効だと申し入れ、取り下げの有効性が裁判所で改めて審理されたケースもあり、青葉被告の弁護士の対応が焦点になります。

遺族 “被告1人の命で償えるものではない”
事件で亡くなった男性アニメーターの父親は「取り下げの理由は被告本人にしか分からないが、遺族としては、36人の命を奪ったことに彼なりに責任を感じ、謝罪したいという気持ちで取り下げたと受け止めています」と話しました。

そのうえで「一人ひとりの命はかけがえのないものであって、被告1人の命で償えるものではないと思う。同じような事件が二度と起きないように、私たち遺族のような思いをする人がもう出てこないように、社会全体で対策を考えていってほしい」としています。

遺族“いまさら驚かない”
事件で亡くなった女性アニメーターの母親は「1審で死刑判決が言い渡されているので、いまさら何を言われても驚きませんが、なぜ取り下げたのか知りたいとは思います。36人も亡くなっているので、死刑しかありえません」と話しています。

京都アニ 代理人弁護士 “状況定まらず コメント差し控える”
京都アニメーションの代理人の桶田大介弁護士は、NHKの取材に対し「控訴が取り下げられた旨は会社としても承知しております。ただ、状況が定まらないうちはコメントは差し控えさせていただきます」としています。

事件当時に被告を治療の医師「反省や後悔も」
鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センターの上田敬博医師は、事件当時、勤務していた大阪の病院で、全身に重いやけどを負い、ひん死の状態になった青葉被告の治療を担当しました。

今回被告が控訴を取り下げたことについて、上田医師は「どういう経緯で取り下げに至ったのか分からないが、患者として向き合ううえで、反省や後悔の思いがあるのではないかと感じる部分はあったので、彼の中で判断したのではないかと思う。刑が確定することで、犠牲になった人やその家族の気持ちが楽になるわけではないと思うが、被告本人の命がある限りは反省と後悔の気持ちを持ち続けてほしいと思う」と話していました。

2025.1.28 路上で女性を殴った疑い 逃走していた会社員の男(30)を逮捕 仙台・太白区
2024年6月、仙台市太白区の路上で女性が頭を殴られ犯人が逃走していた事件で、警察は宮城県名取市の会社員の男を傷害の疑いで逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕送検されたのは、名取市下余田の会社員、海老原朋生容疑者(30)です。
警察によりますと海老原容疑者は2024年6月、仙台市太白区西中田の歩道で帰宅途中の女性の後頭部を殴り、全治2週間のけがをさせた疑いが持たれています。
海老原容疑者は現場から逃走していましたが、防犯カメラなどの捜査から逮捕に至りました。容疑を認めていて、女性との面識は無いということです。
警察は、犯行に鈍器のような物が使われたとみて捜査を進めています。

2025.1.28 盗撮未遂で公務員逮捕 着替え中の女性をひそかに撮影しようとしたが・・・(山形・上山市)
きのう夕方、山形県上山市の宿泊施設で着替え中の女性を撮影しようとしたとして、公務員の男が逮捕された。
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、上山市石崎の公務員の男(63)。
男は、きのう午後5時40分ごろから午後7時15分ごろまでの間、上山市の宿泊施設内で、着替え中だった女性(20代)をひそかに撮影しようとした疑い。
男は正当な理由がないのに施設に入り、小型カメラを設置し盗撮しようとしたが、女性がカメラに気づき撮影できなかったという。
通報を受けた警察が捜査し、男の犯行と分かって逮捕した。警察が犯行の動機や経緯について調べを進めている。

2025.1.27 長野駅前 3人殺傷事件 “容疑者 一度も外出せず”人目避けたか

1月22日、長野駅前で起きた3人殺傷事件で、このうち1人に対する殺人未遂の疑いで逮捕された46歳の容疑者は、警察が事件に関わった疑いがあるとみて行動を確認していた逮捕までの2日間、一度も外出しなかったことが、警察への取材でわかりました。
警察は、容疑者が人目を避けていた可能性もあるとみて調べています。

1月22日の夜、長野駅前で起きた男女3人殺傷事件では、26日、被害者の女性に対する殺人未遂の疑いで長野市西尾張部の無職、矢口雄資容疑者(46)が逮捕され、27日、長野地方検察庁に送られました。

警察は防犯カメラの映像をつなぎあわせる「リレー捜査」で、容疑者が事件に関わった疑いがあることやその所在について、事件2日後の24日には把握し行動の確認を始めましたが、それ以降一度も外出しなかったことが警察への取材でわかりました。
また、夜間も部屋は電気がつかなかったということです。

近所の人によりますと容疑者は1人で暮らしていて、以前は容疑者が数日おきに缶コーヒーを買う姿が目撃されていたということです。

事件後、現場から逃走した男の画像が相次いで公開される中、警察は容疑者が自宅にとどまり人目を避けていた可能性もあるとみて調べています。
警察によりますと調べに対し、容疑について黙秘しているということです。

容疑者 事件後にひげをそった可能性
今月22日、長野駅前で起きた3人殺傷事件で、このうち1人に対する殺人未遂の疑いで逮捕された46歳の容疑者は事件後にひげをそった可能性があることが捜査関係者への取材でわかりました。

警察が公開した画像に写った男は特徴的なあごひげがあり警察は、容疑者が見た目の印象を変えて特定を避けようとしたとみて詳しく調べています。

警察は防犯カメラの画像を公開するなどして逃げた男の行方を捜査していましたが、捜査関係者によりますとその後の調べで画像などを鮮明にして解析した結果、男にはあごひげがあり、白い布で覆った髪の毛も長かったことが確認されたということです。

しかし、逮捕された際にひげはなく、短髪だったことから警察は事件後にひげをそったり、自分で髪を切ったりした可能性があるとみています。

また、逃げた男がかけていたものと似ためがねが容疑者の自宅から見つかったことも新たにわかりました。

警察は事件後、容疑者が見た目の印象を変えて特定を避けようとしたとみて詳しく調べています。

容疑者の身柄確保の時の様子は
捜査関係者によりますと、警察は矢口容疑者が事件に関わった疑いがあることや、その所在について、事件2日後の24日には把握し、行動の確認を始めました。

それと同時に、容疑者の身柄確保に向けて自宅の合鍵を入手しようしましたができませんでした。

そのためドアのタイプを確認。

鍵の構造などを調べた結果、容疑者がドアを開けない場合は、外側から鍵を壊す必要があるとしてチェーンソーを用意したということです。

そして、26日、午前7時すぎ、捜査員がインターフォンを鳴らしましたが、容疑者は姿を見せず、準備してきたチェーンソーをその場で使って、ドアの鍵を壊して閃光弾を投げ入れて部屋に突入し、身柄を確保しました。

その際、容疑者はびっくりした様子でしたが、暴れたり声を出したりすることはなかったということです。

同じアパートに住む男性「無口でおとなしい印象」
矢口容疑者と同じアパートに住む40代の男性は26日の朝に警察が容疑者を確保した時の状況について「大きな音で目が覚めました。日曜日の朝からおかしいなと思っていたら破裂音がしました。外を見たら騒がしくなっていました。本当に驚きました」と話していました。

また、この数か月間のうちに容疑者を何度か見たことがあるということで、「無口でおとなしい印象ですが、駐輪場ですれ違うときちんと挨拶をしてくれました。トラブルなどはありませんでした」と話していました。

高校時代の同級生 「容疑者はさわやかなイメージ」
地元の同級生などによりますと矢口容疑者は長野市内の小中学校を卒業し地元の県立高校に通いました。

高校卒業後は首都圏の大学に進学したということです。

高校時代の同級生は「おとなしすぎたり、とんがったりするタイプではなく、普通の子でした。仲の良い友だちのグループですごしていました。さわやかなイメージで、笑っている表情が印象に残っています。テレビで見た姿は昔とは変わっていましたが、やはり面影がありました」と話していました。

献花台に遺族のメッセージ

長野駅前には事件で亡くなった長野市の会社員、丸山浩由さん(49)を悼む献花台が設置され、多くの市民が訪れて花を手向けました。

献花台には花とともに手紙やサッカーボールなども一緒に供えられていて、警察を通じて遺族に送られたということです。

献花台は、27日、撤去されましたが、現場には丸山さんの遺族のメッセージが貼り出されています。

このなかではこれまでに寄せられた献花などに感謝の気持ちを表したうえで「皆さまからの大きな温かな気持ちをいただき本人も安らかに旅立つことができると思います」とつづられています。

そのうえで「よきご縁に出会い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかで、ふと思い出していただければ幸いです」ということばで結ばれています。

メッセージを見た60代の女性は「いたたまれずことばが出ません。丸山さんのご冥福をお祈りします」と話していました。

遺族のメッセージ 全文
献花をして下さる皆様へ

この度は、故丸山浩由のために献花・供物等を頂き、大変ありがとうございます。

故人に代わり、心より感謝申し上げます。

皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います。

また私たち残された家族も、大勢の方の励ましやお力添えを頂き、故人の分まで精一杯生きていく大きな勇気を頂きました。

本当にありがとうございました。

そして、良きご縁に出逢い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかでふと思い出していただければ幸いです。

丸山家一同

現場に近い小学校 保護者の付き添い減る 見守り活動は継続
現場が通学区域内にある長野市の小学校では、事件翌日から子どもたちの登校に保護者が付き添ったり、警察官や地域のボランティアが周辺で見守ったりしてきました。

小学校によりますと、容疑者が逮捕されたことを受けて、27日朝、保護者が付き添って登校する児童は減ったということです。

学校では不安感の解消に向けて、グループでの登校を呼びかけたり、教員や地域のボランティアによる見守り活動を継続したりするということです。

見守り活動をしているボランティアは「保護者の付き添いはかなり減ったと思います。子どもたちから『安心した』という声を聞けてよかったです」と話していました。

また、2年生の娘の登校に付き添った父親は「逮捕されたと聞いて安心しましたが、模倣犯が出ないか心配です。ボランティアや警察がパトロールをしてくれているので、継続してほしいです」と話していました。

長野市教育委員会によりますと、市立の小中学校で登校を控えた児童や生徒は、事件後の23日と24日の2日間でのべおよそ4800人だったということです。

市教育委員会は「まだ不安を感じている児童や生徒もいるため、子どもたちの気持ちに寄り添って柔軟に対応するよう、学校側に求めている」としています。

2025.1.27 「強盗が重いものとの認識なかった」高畠町のコンビニ強盗 罪に問われた男の初公判で検察は懲役5年求刑
去年10月、山形県高畠町のコンビニエンスストアに押し入り現金を奪って逃走したとして強盗の罪に問われた男の初公判が開かれ、検察は懲役5年を求刑しました。
男は起訴内容を認めています。
強盗の罪で起訴されているのは高畠町相森の高橋悠哉(たかはし ゆうや)被告です。
起訴状などによりますと、高橋被告は去年10月の未明、高畠町高畠のコンビニエンスストアに押し入り店員を刃物のようなもので脅して現金16万円を奪い逃走したとされています。
■金に困っていた
27日、山形地方裁判所米沢支部で行われた初公判で高橋被告は起訴内容を認め、犯行動機について、ギャンブルなどで「複数のヤミ金業者から借金をしていて金に困っていた」などと話しました。
また、裁判官などから強盗という手段を選んだ理由について問われると「去年白鷹町の郵便局で起きた強盗事件が頭に残っていた」「強盗が重たいものという認識がなかった」などと答えました。
■懲役5年を求刑
検察側は犯行の悪質性を指摘し懲役5年を求刑。
一方弁護側は、高橋被告が包丁の刃の部分を段ボールに作り替えたことや、深く反省していることなどをあげ、情状酌量を求めました。
次回裁判は来月19日に開かれ判決が言い渡されます。

2025.1.27 スコップでコンビニ強盗に反撃「この野郎!」男性店員が抵抗し刃物持った男が現金奪おうとするも逃走 東京・杉並区
東京・杉並区のコンビニエンスストアで27日未明、ナイフを持った男が現金を奪おうとしたものの、店員からスコップで抵抗を受け逃走する強盗未遂事件がありました。
午前2時過ぎ、杉並区堀ノ内のコンビニで客を装った男が店員の男性にナイフのような刃物を見せて「金、金」と脅し、現金を奪おうとする強盗未遂事件がありました。
警視庁によりますと男性がレジにあった小型のスコップを持ち「この野郎」と言って抵抗すると男は何も取らずに無言で立ち去ったということです。
男性にけがはありませんでした。
男は20代から30代くらいで身長170センチほどの中肉中背の体型、黒色のフード付きダウンジャケットに黒色のズボンを着ていたということです。
警視庁は逃げた男の行方を追っています。

2025.1.27 身長180~190センチの男が刃物持ちコンビニ店員に「金を出せ」3万円奪ったコンビニ強盗が逃走中 埼玉・加須市
埼玉県加須市のコンビニエンスストアで27日未明、刃物を持った男が押し入り、現金を奪って逃走しました。
午前3時前、加須市北平野のコンビニの店員から「胸ぐらをつかまれて『金を出せ』と言われ現金を奪われた」と通報がありました。
警察によりますと、客を装った男が店員の男性に包丁のような刃物を突きつけ、「金を出せ」などと脅して、レジの中から約3万円を奪って逃走したということです。
店員の男性にケガはありませんでした。
男は20代から30代くらいで、身長180センチから190センチほどの中肉の体型、ベージュ色のフード付きパーカーに紺色のジーンズ姿で、黒縁メガネをかけ、白色マスクと手袋を身につけていたということです。
警察は強盗事件として男の行方を追っています。

2025.1.27 伊豆大島で交際女性の遺体遺棄容疑で逮捕の男「自宅で自殺していた」供述も…死亡女性は知人と沖縄旅行を計画
東京・伊豆大島の海岸に女性の遺骨が捨てられた事件で、逮捕された女性の交際相手の男が「農具で遺体を解体した」と供述していることが分かりました。
畳店経営の柳瀬宗達容疑者(45)は、交際していた高瀬静香さん(37)の遺骨を伊豆大島の海岸に捨てた疑いが持たれています。
その後の調べで、柳瀬容疑者が「遺体を農具で解体した」と供述していることが分かりました。
高瀬さんは、行方不明直前に柳瀬容疑者の家を訪れていたことが分かっていますが、柳瀬容疑者は「自宅で自殺していた」と説明しているということです。
高瀬さんが当時、友人と沖縄旅行を計画していたことから、警視庁は柳瀬容疑者が高瀬さん死亡の詳しい経緯を知っているとみて追求しています。

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