Japan! 横浜の強盗殺人 指示役に金品の画像送信か 換金するも1000円, 横断歩道を歩いていた高齢女性がひき逃げされ死亡した事件で84歳女を逮捕, 稲城市で住宅など少なくとも3棟の建物が焼ける火事がありました, 電車内専門でスリを行う“ハコ師”か, 「変な人に体を触られた」10代女性の下半身を触った男(27)を逮捕, SNS型投資詐欺の詐取金など約6450万円“マネロン”疑いで男女3人逮捕, SNS“投資詐欺”逮捕の男らにフォロワー女性紹介か 男逮捕, 福山女性殺害 20年後に逮捕・起訴被告に懲役15年判決, 驚くほど大胆な犯行手口…1本7000円“高級シャンプー”など28万円相当を美容室から盗んだ疑いで元従業員の男(21)逮捕, 警察の懲戒処分、昨年239人 セクハラや接待で幹部の処分相次ぐ, JR長野駅前3人殺傷事件 長野市の男を15日にも再逮捕へ…重傷の男性に対する殺人未遂の疑い, すれ違いざまに刃物付きつけ現金要求 「金はない」の声に何も奪わず逃走, 「外見たらオレンジ色。炎すごかった」4棟焼く火災 焼け跡から1遺体, 「1日1食の日も…」グリ下少女、10日で100人に売春か 男ら成人女性と偽り集客, 妻の暴言「お前はATMだ」 男性のDV被害相談が最多 男女平等意識高まりで顕在化, 娘の首を絞めて殺害しようとした疑いで父親(56)逮捕, 病院内の殺人事件 元院長と医師を犯人隠避の疑いで逮捕, 中年小太りの男の犯行か…消火ホースの“先端”管鎗が去年から115本盗まれ被害額230万円に, 鹿児島県警捜査2課長を書類送検 知人女性に不同意性交等の疑い, 青森 病院内殺人事件 診断書作成の名義人医師 認知症の疑い, 「やたら血が出て痛かった」被害相当数か…71歳歯科院長が“無免許”48歳助手に歯を削らせた歯科医師法違反の疑いで2人を逮捕, 【長野3人殺傷】矢口雄資容疑者(46)を殺人未遂の疑いで再逮捕 雑談には応じるも「黙秘」続ける 捜査本部は生活状況など調べ、動機の解明進める, 【夫婦げんかで大乱闘】夫が妻の太ももにキック1発 妻は夫の股間をつかんでやり返す ともに会社役員の夫婦を現行犯逮捕, 車を降りると後頭部を殴られ”現金15万円”などが入ったリュックサック奪われる 73歳男性が被害, 酒気帯びひき逃げ事件 市外へ逃走図ったか, 土地売却 生保解約 消費者金融で借金の果て 3.2億円詐欺被害, 特殊詐欺で横浜・磯子の男性が3億2千万円被害 神奈川で過去最高額, 唐津の住宅強盗事件 建設作業員強盗などの罪で起訴, 重度の知的障害のある息子(当時44)を殺害 被告の父親は起訴内容認める 「自分か妻が倒れれば面倒を見る人がいなくなる」と犯行を決意, 交際相手の女子大学生殺害された事件 27歳男が起訴内容認める 検察「180万円以上の借金」「交際を解消されるくらいなら殺害しようと考えた」, 運転手「ナットの緩みは確認せず」所有者「責任は私」札幌・タイヤ脱落女児直撃, 女子中学生いじめ死・凍死体で発見 母親が市を提訴 1億円超の損害賠償を求める, 小学生10人に性的暴行を加えた柳本智也被告に「無期懲役」の判決「高度な計画性を備え性的加害は個別に見ても重い部類」, 「4日間何も食べてなくて」杉並区のコンビニ強盗未遂でベトナム国籍の男(20)逮捕, “ルフィ”指示 狛江強盗致死 54歳実行役に無期懲役, 深夜のコンビニで強盗未遂疑い 店員に果物ナイフ突き付ける, 青森 八戸 病院内殺人隠蔽事件 市と県が立ち入り検査へ, 東京 板橋区 自殺偽装殺害事件 塗装会社社長ら3人再逮捕, 木村隆二被告に懲役10年の判決「人体の主要部に命中する可能性は容易に想像できる」と殺意認定 岸田前総理襲撃事件, 勝手に作成した「合鍵」で住居侵入 10代女性の下着を盗もうとした疑いで男(34)を逮捕「どんな下着を身につけているか知りたかった」容疑一部否認, 約5年にわたり全介助が必要な20代女性に性的暴行…元介護職員・細海敏也被告(44)が法廷で語った身勝手な動機「性的欲求と女性の身体に興味あった」, 10年で3200万円“着服”か〈社会福祉協議会〉の経理担当の女(57)を逮捕…管理する口座や通帳を使い引き出す, “トクリュウ”認定・スカウトG「アクセス」から少なくも女性20人紹介うけたか…売春場所提供した疑いで風俗店が摘発, A5ランクの黒毛和牛を香港に不正輸出した疑い 中国籍の男ら3人を逮捕, 日本の高校生がいたミャンマー東部の詐欺拠点、外国人1万人か…スタンガン・暴力・注射で強要, ”承諾殺人”認めず”殺人罪”を適用 交際相手の女性教諭を殺害・遺棄した罪に問われている元高校教諭の男 差し戻し審で釧路地裁は”懲役12年”の判決, 「ニュースを見て出頭した」バー経営男性殺害容疑で公開手配の男2人逮捕 すでに暴力団組長ら3人逮捕 2025.2.11-2.20

2025.2.20 「ニュースを見て出頭した」バー経営男性殺害容疑で公開手配の男2人逮捕 すでに暴力団組長ら3人逮捕 さいたま市
警察が公開手配していた男2人を逮捕しました。
三田魁斗容疑者(24)と市川晃慈容疑者(23)は2024年12月、さいたま市のJR大宮駅近くのバーで、経営者の常本正昭さん(当時55)を暴行し、殺害した疑いが持たれています。
2人は事件後、現場から逃走していて、警察は19日に公開手配していましたが、20日午後、さいたま市内の警察署に出頭し逮捕されました。
2人は「ニュースを見て出頭した」と話しているということです。
この事件を巡っては、指定暴力団住吉会系組長の生井雄樹容疑者(41)ら3人が逮捕されています。
2025.2.20 ”承諾殺人”認めず”殺人罪”を適用 交際相手の女性教諭を殺害・遺棄した罪に問われている元高校教諭の男 差し戻し審で釧路地裁は”懲役12年”の判決 北海道
「承諾殺人」ではなく「殺人罪」を適用しました。
交際相手の女性教諭を殺害・遺棄した罪に問われている元高校教諭の男の差し戻し審で、釧路地裁は2月20日、男に懲役12年の判決を言い渡しました。
北海道・網走市の元高校教諭・片桐朱璃被告(38)は2022年、帯広市の駐車場で交際していた元同僚の女性(当時47)の首を締めて殺害し、遺体を雑木林に埋めたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われています。
1審判決は「殺人罪」より量刑が軽い「承諾殺人罪」を適用しましたが、札幌高裁は審理を差し戻していました。
2月20日の差し戻し審で、釧路地裁は「シートベルトをお互いの首に巻きつけ、被害者の力が抜けてからも引っ張り続けた殺意は強固なものである」として「殺人罪」を適用し、片桐被告に懲役12年の判決を言い渡しました。
2025.2.20 日本の高校生がいたミャンマー東部の詐欺拠点、外国人1万人か…スタンガン・暴力・注射で強要

ミャンマー東部で、日本人が中国人組織などと特殊詐欺に関与している疑いが浮上している。拠点は数十か所とされ、国際的な詐欺に加担させられている外国人は1万人に上るとみられている。日本の高校生2人が現地で詐欺に関与させられていたことが判明しているが、さらに多くの日本人が滞在している可能性がある。(バンコク支局 佐藤友紀、中部支社 小林岳人)

「8人ほど日本人いた」保護の高校生
タイの国境に近いミャンマー東部・ミャワディには、特殊詐欺などの拠点となっている建物が点在している。タイ政府高官は19日、現地で詐欺への加担を強要されている外国人が、25か国・地域の約1万人に上るとの見方を明らかにした。

タイ政府は12日に260人以上の外国人を保護している。今後も順次、タイ側に移送して、身元や現地の状況について確認を進めるというが、この中に日本人が含まれるかは不明だ。

タイ警察や日本の警察関係者によると、愛知県の男子高校生(16)は昨年12月、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」で「海外での仕事がある」と誘われ、タイへ渡った。バンコクの空港で迎えの車に乗り、同月3日、ミャンマー東部ミャワディに入った。

現地では、中国人の上司の下、日本の高齢者に警察官を装って電話する特殊詐欺を強いられたといい、「命令に背くと電気ショックによる暴行を受けた」「ほかに8人ほど日本人がいて、同じ仕事をしていた」と説明したという。高校生は今月16日に帰国した。

ミャワディには、オンラインゲームで知り合った男に家出を促された別の男子高校生(17)が渡航し、詐欺電話の「かけ子」をしていたことが判明している。高校生は「上司は日本人で、名簿を基に電話した。ノルマがあった」と話したという。滞在先はホテルの従業員寮のようで、愛知県の高校生の拠点とは10キロ以上、離れていた模様だ。

タイの警察幹部は、現地には数十か所の詐欺拠点があり、今も約20人の日本人がいるとの見方を示した。

上役に中国語操る男…逃亡男性が証言

タイに逃れた複数の外国人が取材に応じ、現地の詐欺組織の実態を語った。

「成果がなければ罰を受ける契約書への署名を命じられ、拒否したらスタンガンを10分以上あてられた」。昨秋まで2か月監禁されたという20歳代のバングラデシュ人の男性が涙ぐんだ。

ドバイの仲介業者を通じ、タイでの仕事に応募した。オンラインの面接を経て入国したが、国境の川沿いに連れて行かれ、対岸まで川を歩いて渡らされた。ミャワディでは複数の拠点を転々とし、スリランカ人やエチオピア人らと共に1日17時間、SNSなどでロシア人やトルコ人らに偽の投資を呼びかけるよう強要された。

ある拠点の上役は、「チンギス・ハーン」と名乗る中国語を操る男で、「この建物には8人ほど日本人がいる」と語った。拠点では中国、台湾、香港、日本を担当する各チームのほか、東南アジア、中東・アフリカのチームに分かれて詐欺を働いていたという。

1月に逃れたウガンダ人の女性も、夫と共に出稼ぎに来たタイから連れ出され、エジプトやモロッコなどに詐欺電話をかけるよう迫られた。拒否すると何度も殴られ、注射も打たれ、幻覚を見た。夫は中国人から「妻の分も働け」と言われ、現地に残っているという。

2025.2.20 A5ランクの黒毛和牛を香港に不正輸出した疑い 中国籍の男ら3人を逮捕 カンボジア向けと偽りコスト省いたか 福岡
冷凍牛肉約30トンを日本からカンボジア向けと偽り香港に不正に輸出した疑いで、中国籍の男など3人が逮捕されました。
関税法と家畜伝染病予防法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の会社役員で中国籍のワン・エンニエン容疑者(71)など3人です。
福岡県警と門司税関によりますと、ワン容疑者らは2023年に2回にわたり、A5ランクの黒毛和牛の冷凍肉あわせて約30トン、輸出申告価格2億4000万円余りを、日本からカンボジア向けと偽って経由地の香港へ不正に輸出した疑いです。
香港への牛肉の輸出は規定が厳しいため、食肉処理場で処理した証明書が不要なカンボジア向けと偽ることで、コストを省いたとみられています。
3人はおおむね容疑を認めているということです。
ワン容疑者らが関与した冷凍牛肉の輸出はほかに48件把握されていて、警察と税関は、ほかにも不正輸出があったとみて詳しく調べる方針です。

2025.2.20 “トクリュウ”認定・スカウトG「アクセス」から少なくも女性20人紹介うけたか…売春場所提供した疑いで風俗店が摘発 岐阜市
警視庁が「トクリュウ」と認定するスカウトグループ「アクセス」から紹介を受けたとみられる岐阜市の風俗店が摘発されました。
岐阜市のソープランド従業員松岡佳孝容疑者(45)らは、女性に売春させる場所を提供していた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、この店は、匿名・流動型犯罪グループと認定されているスカウトグループ「アクセス」から少なくとも女性20人の紹介を受けていました。
また「アクセス」のリーダー遠藤和真容疑者(33)らも別の風俗店に女性を紹介した疑いで再逮捕されました。

2025.2.20 10年で3200万円“着服”か〈社会福祉協議会〉の経理担当の女(57)を逮捕…管理する口座や通帳を使い引き出す‐北海道
北海道洞爺湖町の社会福祉協議会で経理担当だった女が、約470万円を着服していた疑いで逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、洞爺湖町社会福祉協議会の元経理担当・猪股美枝子容疑者(57)です。
猪股容疑者は2018年から4年にわたり協議会の口座から20回以上、計470万円ほどを引き出し着服した疑いがもたれています。
管理する口座の印鑑や通帳を悪用していて、調べに猪股容疑者は容疑を認めています。
着服した金には町の補助金も含まれていて、協議会側の調査では着服した総額は10年間で3200万円に上ります。
警察が余罪を調べています。

2025.2.19 約5年にわたり全介助が必要な20代女性に性的暴行…元介護職員・細海敏也被告(44)が法廷で語った身勝手な動機「性的欲求と女性の身体に興味あった」 新潟
元介護職員 細海敏也 被告

重度の障害があり、全介助が必要な20代女性に対し、性的暴行をした罪などに問われている元介護職員の男の裁判が新潟地裁で開かれている。2月18日は被告人質問が行われ、男が犯行に至った身勝手な動機や被害女性への思いなどについて語った。

元介護職員の男 全介助必要な女性に淫らな行為など
準強制わいせつ、準強制性交等未遂、準強制性交等、不同意性交等、性的姿態等撮影、不同意性交等致傷の6つの罪に問われているのは、新潟市南区に住む元介護職員の細海敏也被告(44)だ。

起訴状などによると、細海被告は2019年から約4年半の間、重度の障害があり、全介助が必要で抵抗ができない20代女性に対して、デイサービスの送迎時に自家用車を三条市内のパチンコ店の駐車場に止め、その車内でわいせつな行為や淫らな行為を繰り返し、またケガを負わせ、その行為を動画撮影した罪などに問われている。

2月17日の初公判で起訴内容についての認否を問われ「間違いありません」と答えた細海被告。

今回の裁判では、細海被告が警察に自首した2023年12月14日の事件以外の事実について自首が成立するか否かと量刑が争点になっている。

被告人質問 犯行に至った身勝手な動機
2月18日は被告人質問が行われた。

スーツに身を包み、うつむいた表情で証言台に立った細海被告。弁護人が事件の経緯について質す。

弁護人:
事件として罪となっているのは2019年から5年だが、いつからわいせつな行為を行っていたか?

細海被告:
2018年秋以降くらい。

こう述べ、立件された事件の1年前からわいせつな行為を行っていたと明かした。

弁護人:
なぜ、このような行為に至ったのか?

細海被告:
自分の性的欲求と女性の身体に興味があった。

弁護人:
当時、どう考えていたか?

細海被告:
悪いことをしてしまったと考えていた。犯罪としてもそうですし、被害者に対しても悪いことをしてしまった。

また、行為がエスカレートしていったことについては「発覚しなかったという悪い成功体験のせい」とした。

弁護人:
行為をやめられなかった理由は?

細海被告:
自分の欲を満たしたかった、利己的だった。被害者に対して、犯行直後は申し訳ない気持ちになった。被害者家族に対しては騙すようになってしまったことを申し訳ない。

弁護人:
(犯行に)自家用車を使用した?

細海被告:
はい。

弁護人:
送迎用の施設の車を使わなかったのはなぜ?

細海被告:
車いす専用車が限られていた。車の運転がそこまでうまくなかったから自分の車を使った。

弁護人:
動画を撮影した理由は?

細海被告:
あとで見返して自分で楽しむため。

こう話し、行為後に動画を編集していたことも明らかとなった。

施設での聞き取り調査後 警察へ出頭「隠しきれないと思った」
質問は2023年12月14日の事件後、警察への出頭前についても及んだ。

弁護人:
施設での聞き取り調査は何回?

細海被告:
全部で2回。12月16日の午前と夜の2回。

弁護人:
1回目の聞き取りはどう思った。

細海被告:
やはり何か犯行の証拠が出てきたのではと思った。

弁護人:
なんて答えた?

細海被告:
移動の時にバランスを崩してしまったと虚偽の報告をした。

弁護人:
どうして?

細海被告:
本当のことを言うのが怖かった。まだ、ごまかしきれるのではと思った。

弁護人:
2回目の聞き取りは?

細海被告:
被害者の家族からはその話では納得できない。性的暴行を疑われていると言われ、性的暴行ではなく、ひざの上に落としてケガをさせてしまったと事実と異なることを言った。本当のことを言うのが怖かった。

弁護人:
聞き取りを終えてどう思った?

細海被告:
もう隠しきれないと思った。

そして、細海被告は12月17日に三条署へ出頭する。

取り調べでは“実際と違う”発言も「定かではなかったので」
続いて行われた検察側からの被告人質問。

検察側:
警察に自首した際の取り調べでは、いつ頃からわいせつな行為をしていたかという点で2021年7月頃と話していた。実際とは違っていた理由は?

細海被告:
「少なくとも」という言い方をした。定かではなかったので、そういう言い方をした。

検察側:
自家用車とスマホは重要な証拠と言って提出しているが、タブレットやノートパソコンは提出しなかった理由は?

細海被告:
持って行くことは考えていませんでした。失念していたから。

また、逮捕後に弁護人の指示で黙秘をしていた細海被告。途中で黙秘をやめた理由については…

細海被告:
今となっては黙秘するべきではなかった。

被害女性へ書いた“謝罪文” 弁護人に指摘され書き直しも
被害者に対しては受け取ってもらえないことが前提ではあるが、謝罪文を書いたという。しかし、弁護人から不十分な内容だと書き直しを言われたと話す。

検察側:
2023年1月~4月に書いた手紙(謝罪文)のことについて、どういう内容で書き直しになった?

細海被告:
反省が不十分で、不必要なものが書いてあったりした。

そこから弁護人の意見を踏まえ完成したのが4月で、その後、その謝罪文を出したかどうか、本人は確認していなかった。

後悔・反省の言葉繰り返す被告 被害女性へ「申し訳ない」
最後に逮捕後の被害者の様子を聞いて何を思うのか問われると…

検察側:
裁判で聞いたことや逮捕後の被害者の様子を聞いてどう思った?

細海被告:
私では推し量れないぐらい、つらい思いをしてきたのだと思った。

検察側:
被害者はされたことを覚えていると思いますか?被害者に対してどう思いますか?

細海被告:
覚えていると思います。やはり申し訳ないとしか言いようがない。

後悔や反省の言葉を繰り返した細海被告。裁判は2月21日に判決が言い渡される。

2025.2.19 勝手に作成した「合鍵」で住居侵入 10代女性の下着を盗もうとした疑いで男(34)を逮捕「どんな下着を身につけているか知りたかった」容疑一部否認 警視庁
10代の女性の自宅に侵入し、下着を盗もうとしたとして、会社員の男が警視庁に逮捕されました。男は女性の自宅の合鍵を勝手に作っていたということです。
東京・足立区の会社員・宮原亮太容疑者(34)は去年の大晦日、東京・新宿区に住む10代の女性の自宅に侵入し、下着などを盗もうとした疑いがもたれています。
宮原容疑者は、女性がアルバイトをしていたJR高田馬場駅にあるコーヒーショップの事務所に侵入。女性のカバンから鍵や運転免許証を取り出して、「鍵番号」などを記憶し、その後、インターネットで合鍵を注文したということです。
取り調べに対し、宮原容疑者は「盗みの目的で引き出しを物色したのではなく、どんな下着を身につけているか知りたかった」と容疑を一部否認しているということです。
宮原容疑者の自宅からは店舗名と名前が書かれたネームタグつきの鍵など4本が見つかっていて、警視庁は別の女性の自宅の合鍵とみて余罪を調べています。
2025.2.19 木村隆二被告に懲役10年の判決「人体の主要部に命中する可能性は容易に想像できる」と殺意認定 岸田前総理襲撃事件 和歌山地裁
和歌山市に選挙応援で訪れていた岸田文雄前総理らに爆発物を投げ込んだ事件の裁判で和歌山地裁は19日、被告の男に懲役10年を言い渡しました。
被告の男は裁判長をまっすぐ見つめ落ち着いた様子で言い渡しを聞いていました。
起訴状によりますと兵庫県川西市の無職・木村隆二被告(25)はおととし4月、和歌山市の漁港に選挙の応援で訪れていた岸田前総理らに手製の爆発物を投げ込んだとして殺人未遂など5つの罪に問われていました。
裁判の争点は木村被告の殺意の有無で検察は「殺意や加害目的があったのは明らか」などとして、懲役15年を求刑。
一方、木村被告は殺意を否認し弁護側は懲役3年が妥当だと主張していました。
和歌山地裁は19日午前、「金属片が人体の主要部に命中する可能性のあることは容易に想像できる」などとして殺意を認定し木村被告に懲役10年を言い渡しました。

2025.2.19 深夜のコンビニで強盗未遂疑い、店員に果物ナイフ突き付ける 自称64歳の男逮捕 神戸
コンビニで現金を奪おうとしたとして、兵庫県警葺合署は19日、強盗未遂の疑いで、自称、住所不定の無職の男(64)を逮捕した。調べに「凶器を突き付けて強盗しようとしました」と容疑を認めている。
逮捕容疑は同日午前2時20分ごろ、神戸市中央区筒井町3のコンビニで、レジにいた男性店員(47)に果物ナイフを突き付けて「金出せ」と脅し、現金を奪おうとした疑い。店員にけがはなかった。
署によると、別の男性店員が110番し、男は何も奪わずに立ち去ったが、その後、店の近くへ戻ってきたため、現場に駆け付けていた署員が職務質問して逮捕した。

2025.2.19 青森 八戸 病院内殺人隠蔽事件 市と県が立ち入り検査へ
青森県八戸市の病院で、院内の殺人事件を隠蔽しようとしたとして元院長らが逮捕された事件を受けて、市と県が19日午後、病院に立ち入り検査に入ることが、関係者への取材で分かりました。過去に同様の事案がなかったかなどを調査することにしています。
おととし、青森県八戸市の「みちのく記念病院」で起きた殺人事件を隠蔽しようとしたとして、元院長と医師の2人が犯人隠避の疑いで逮捕されました。
これを受けて青森県の宮下知事は17日、病院の実態を調べる方針を示していましたが、19日午後、八戸市保健所と県の職員が病院に立ち入り検査を行うことが、市や県の関係者への取材で分かりました。
病院の資料などを詳しく調べ、ほかにも事件を隠蔽するようなことがなかったかや、医療や経営の実態を調査することにしています。
結果によっては知事の権限で業務の改善や停止を命令する可能性もあるということです。

2025.2.19 東京 板橋区 自殺偽装殺害事件 塗装会社社長ら3人再逮捕
おととし、東京 板橋区の踏切で、同僚だった男性を自殺にみせかけて殺害したなどとして塗装会社の社長ら4人が逮捕された事件で、警視庁は男性に熱湯をかけたり、洗剤を無理やり飲ませたりしたとしてこのうち3人を再逮捕しました。逮捕は4回目で、警視庁は、長期間にわたって暴行や嫌がらせを繰り返していたとみて調べています。
再逮捕されたのは東京 小平市の塗装会社の社長、佐々木学容疑者(39)と従業員の島畑明仁容疑者(34)、岩出篤哉容疑者(30)の3人です。
警視庁によりますと3人は、2020年からおととしにかけて、同僚だった高野修さん(当時56)に対し、熱湯をかけたりハンマーで殴ったりする暴行を加えたほか、食器用洗剤を無理やり飲ませるなどしたとして傷害や強要などの疑いが持たれています。
この3人と、従業員の野崎俊太被告(39)はおととし12月、東京 板橋区の踏切で高野さんを自殺に見せかけて殺害したなどとして逮捕され、このうち島畑容疑者と野崎被告は殺人と監禁の罪で起訴されています。
逮捕は4回目で、警視庁は、長期間にわたって暴行や嫌がらせを繰り返すことで指示に逆らえない精神状態に追い込んでいたとみて調べています。
警視庁は3人の認否を明らかにしていません。
2025.2.18 “ルフィ”指示 狛江強盗致死 54歳実行役に無期懲役 東京地裁
「ルフィ」などと名乗る指示役の指示で2023年東京 狛江市の住宅で高齢の女性が死亡した事件に実行役として関わったとして強盗致死などの罪に問われた54歳の被告に対し、東京地方裁判所立川支部は「拷問とも言うべき極めて残忍な犯行で、被害者の死亡に直結した暴行を行った責任は重大だ」として無期懲役の判決を言い渡しました。
埼玉県川口市の職業不詳、野村広之被告(54)は、「ルフィ」などと名乗る指示役の指示で2023年1月、狛江市の住宅にほかの実行役3人とともに侵入し、当時90歳の女性をバールで殴るなどして死亡させたうえ、腕時計を奪ったとして強盗致死と住居侵入の罪に問われました。
18日の判決で東京地方裁判所立川支部の菅原暁裁判長は「拷問とも言うべき、執ようで極めて残忍な犯行だ。被告が、被害者の死亡に直結した暴行を行い、負うべき責任は重大だ」などと指摘しました。
そのうえで「金目当てで加担した身勝手で利己的な動機にくむべき事情は一切ない。事件と向き合って反省しているとは言えない」として、求刑どおり無期懲役を言い渡しました。
狛江市で起きた強盗致死事件の実行役の1審はこれが最後で、これまでに2人が無期懲役、1人が懲役23年の判決を言い渡され、いずれも控訴しています。
一方、一連の広域事件では指示役の裁判はまだ始まっていません。
2025.2.18 「4日間何も食べてなくて」杉並区のコンビニ強盗未遂でベトナム国籍の男(20)逮捕 先月、店員に包丁向けるもスコップで抵抗され逃走
18日朝、東京・原宿警察署で目撃されたのは、前髪を横に流し、真っすぐに前を見つめる男。
日々、多くの人が利用するコンビニの店員を脅し、現金を奪い取ろうとした疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍で職業不詳のタン・ホン・ソン容疑者(20)です。
1月27日、杉並区内のコンビニに入ったタン容疑者。
買い物客を装い、会計のためレジへと近づいた次の瞬間、「カネ、カネ」と男性店員に包丁を突きつけ、現金を出すよう脅したのです。
突然訪れた恐怖の瞬間。
しかし、男性店員も黙ってはいませんでした。
何と、レジにあったスコップで抵抗。
自身に包丁が向けられる中、応戦したのです。
店員の行動に驚いたのか、タン容疑者は何も取らず、無言でコンビニから逃走したといいます。
その後、防犯カメラの映像などが決め手となり逮捕されました。
警視庁の調べに対し、タン容疑者は「お金がなくて、4日間何も食べておらず強盗しました」と、容疑を認めているということです。

2025.2.18 小学生10人に性的暴行を加えた柳本智也被告に「無期懲役」の判決「高度な計画性を備え性的加害は個別に見ても重い部類」
小学生10人に性的暴行を加えた罪などに問われた男に、無期懲役の判決が言い渡された。
柳本智也被告(28)は2016年から2022年にかけて、大阪府内の集合住宅で、小学生の女の子10人に性的暴行を加えた罪などに問われている。
柳本被告は、起訴内容を認めている。
検察は、犯行前から被害者を尾行するなど計画性が高いとして無期懲役を求刑。
弁護側は、有期懲役刑を求めていた。
2月18日の裁判で、大阪地裁(伊藤寛樹裁判長)は、「各犯行は健全に育成されるべき女児らを狙って人格の根幹を傷つけたもので、卑劣・悪質の極み」と指摘。
そのうえで、「高度な計画性を備え、性的加害は個別に見ても重い部類で、有期懲役刑の範囲内にとどめるのは困難」として、求刑通り、無期懲役の判決を言い渡した。

2025.2.17 女子中学生いじめ死・凍死体で発見 母親が市を提訴 1億円超の損害賠償を求める 北海道旭川 
北海道旭川市のいじめ問題で、亡くなった女子中学生の母親が、旭川市に対し1億円を超える損害賠償を求めて旭川地裁に提訴したことがわかりました。
訴えを起こしたのは、2021年に旭川市の公園で凍死した状態で見つかった、当時中学2年生の廣瀬爽彩さんの母親です。
関係者によりますと、母親側は廣瀬さんへのいじめがあったにもかかわらず、旭川市が適切な対応をしなかったのは安全配慮義務違反にあたるとして、市に1億円を超える損害賠償を求め旭川地裁に提訴したということです。
この問題をめぐっては、2024年6月に再調査委員会が廣瀬さんへのいじめと自殺の因果関係を認定していました。
旭川市教育委員会の野崎幸宏教育長は「訴状が届き次第、適切に対応したい」としています。
2025.2.17 運転手「ナットの緩みは確認せず」所有者「責任は私」札幌・タイヤ脱落女児直撃 裁判で
札幌市西区で2023年11月、走行中の軽乗用車のタイヤが外れ、女の子に直撃した事故の2回目の裁判で、「ナットの緩みは確認しなかった」などとする、運転していた男の供述調書が読み上げられました。
起訴状によりますと、若本豊嗣被告は2023年、車を不正に改造し車両の点検を怠った結果、ナットの緩みに気付かないまま運転。
当時4歳の女の子にけがをさせたとして、道路運送車両法違反と過失運転致傷の罪に問われています。
女の子はいまも意識不明のままです。
また、車の所有者・田中正満被告も同じく車を不正に改造した罪に問われています。
きょう(2025年2月17日)の裁判では検察の証拠調べが行われ、車の不具合を確認していた際、若本被告は「(不具合は)自分が最後に改造したところだと思い、ナットの緩みは確認しなかった」などとする供述調書が読み上げられました。
また、田中被告は「違法な改造だとわかっていた」「車の維持や管理の責任は私にある」などとする調書も読み上げられました。
次回は3月5日に被告人質問が行われ、結審する予定です。
2025.2.17 【速報】交際相手の女子大学生殺害された事件 27歳男が起訴内容認める 検察「180万円以上の借金」「交際を解消されるくらいなら殺害しようと考えた」大阪地裁

大阪府枚方市で交際相手だった女子大学生を殺害した罪などに問われている男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、住居不定・無職の西光勝被告(27)は去年5月、交際中だった大阪府枚方市の大学2年生・渡辺華蓮さん(当時19)を包丁で複数回突き刺すなどして殺害したなどとして、殺人などの罪に問われています。

2月17日から大阪地裁で始まった初公判で、西光被告は黒スーツで入廷し、裁判官らに向かって深く一礼ました。また、起訴内容について問われると、西光被告は「一切間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察「ガールズバーなどで180万円以上の借金」「バレたら交際解消されてしまうと思い殺害を考えた」

検察側は冒頭陳述で、「事件前、被告はガールズバーなどで180万円以上の借金をしていた。しかし、交際していた渡辺さんに、自分が無職で多額の借金があることを隠していた。自分が無職で借金があることがバレてしまえば、渡辺さんに交際を解消されてしまうと思うようになり、交際を解消されるくらいなら殺害しようと考えた」と指摘しました。

遺体には50か所以上の傷…パソコン売却しホテル宿泊費など充てたか

この事件は、西光被告が去年5月18日に大阪市内のホテルから自ら警察に通報し「人を殺した」と説明したことから発覚していました。

警察によりますと、渡辺さんの死因は首を刺されたことによる失血死で、遺体には傷が50か所以上あり、腹部の刺し傷は肝臓に達していたことなどか判明していました。

また、西光被告は渡辺さんのノートパソコンを枚方市内の買取店で売却、売却して手に入れた数万円は潜伏先のホテルの宿泊費などに充てたとみられていたということです。

捜査関係者によりますと、西光被告は「消費者金融に数百万円の借金があったが、渡辺さんには秘密にしていた」などとも供述していたということです。

判決は2月28日に言い渡される予定です。

2025.2.17 重度の知的障害のある息子(当時44)を殺害 被告の父親は起訴内容認める 「自分か妻が倒れれば面倒を見る人がいなくなる」と犯行を決意 千葉地裁
去年7月、千葉県長生村の住宅で、重度の知的障害のある次男の首を絞め、殺害した罪に問われている78歳の父親の初公判がきょう開かれました。父親は起訴内容を認めました。
千葉県長生村の無職・平之内俊夫被告(78)は、去年7月、自宅で重度の知的障害などがある次男(当時44)の首をテレビコードで絞め付け、殺害した罪に問われています。
きょう、千葉地裁で初公判が開かれ、平之内被告は起訴内容を認めました。
平之内被告は妻とともに次男の介護を続けていましたが、検察側は事件前から次男が暴れることがあり、「今後も同じように暴れることが続くだろう」などと考え、殺すことを決意したと指摘しました。
一方、弁護側は「平之内被告は自分か妻が倒れれば面倒を見る人がいなくなる」と考えて犯行に及んだと主張しました。
判決は来月12日に言い渡される予定です。

2025.2.17 土地売却、生保解約、消費者金融で借金の果て…3.2億円詐欺被害
神奈川県警は17日、横浜市磯子区に住む会社経営の50代男性が、架空請求詐欺で現金など計約3億2千万円の被害に遭ったと発表した。県内の特殊詐欺被害では最高額になるという。
磯子署によると、男性は犯人から指示されたお金を工面するため、会社の土地と建物を売却。生命保険を解約して3千万円を用意、消費者金融から1100万円の借金もしたという。
要求に応え続けて資産が底をつくと、犯人らから「金を下ろす仕事をしろ」と命じられ、自身の銀行口座に振り込まれた約1千万円を引き出して、箱に入れて発送。署の不正送金の捜査で、口座名義人として男性が浮上したことから、今回の被害が明らかになったという。
発表によると、男性は昨年1~6月、内閣サイバーセキュリティセンターの関係者を名乗る男らから「あなたの電話がサイバー攻撃に使われ、92人の被害が出た。多額の賠償金が必要」などと電話で言われた。その後、別の男から「供託金を宅配で送る必要がある。会社や土地を売却して資産を用意するように」などと指示され、13回に分けて東京都内の個人宛てに現金を発送。76回に分けて指定された個人名義の口座にも現金を送金し、計約3億2千万円を詐取された。同時期にさらに別の男から電子マネー140万円相当もだまし取られたという。男性は「裁判を起こされたくないとの思いから、指示に従った」と説明しているという。

2025.2.17 横浜 約3億2000万円だまし取られる 詐欺事件で捜査
『内閣サイバーセキュリティセンター』の職員などを名乗る男からの「あなたの電話がサイバー攻撃に使われて被害が出た。賠償金が必要だ」などといううその電話を受けた横浜市の50代の男性が現金およそ3億2000万円をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに身に覚えのない請求に警戒するよう呼びかけています。
警察によりますと、去年1月、横浜市磯子区に住む会社経営の50代の男性の携帯電話に、『内閣サイバーセキュリティセンター』の職員を名乗る男などから電話があり、「あなたの電話がウイルスに感染しサイバー攻撃に使われて被害が出た。賠償金が必要だ」と言われたということです。
この前にも『個人情報保護委員会』の職員だという男から「不正アクセスの被害にあった可能性がある」と電話があったことなどから男性は話を信じてしまい、半年ほどにわたって現金を郵送するなどしておよそ3億2000万円をだまし取られました。
資産を売却して現金を工面するよう要求され、男性は経営する会社の建物や土地を売却するなどしていたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに実在する団体や機関であっても身に覚えのない請求には、警戒するよう呼びかけています。

2025.2.17 唐津の住宅強盗事件 建設作業員強盗などの罪で起訴 佐賀地検
先月、唐津市の住宅に押し入り、60代の女性に暴行を加えるなどしたうえで現金およそ500万円と財布を奪ったとして、佐賀地方検察庁は17日、20歳の建設作業員を強盗などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、住所不定の建設作業員、神戸琉偉被告(20)です。
起訴状などによりますと、先月20日、氏名不詳者と共謀し、唐津市材木町の住宅でドアを開けた60代の女性の首をいきなり腕で締めるなどの暴行を加えて家に押し入り、両手首を粘着テープで縛って包丁で「金を出せ」などと脅したうえ、現金およそ500万円と財布を奪ったとして、強盗と住居侵入の罪に問われています。
検察は認否を明らかにしていませんが、警察のこれまでの調べに対し、「強盗したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察はほかにも事件に関与した人物がいるとみて引き続き捜査しています。

2025.2.16 酒気帯びひき逃げ事件 市外へ逃走図ったか
名古屋市緑区で女性が車にひき逃げされ、死亡した事件で、逮捕された男が現場から離れた名古屋市外へ逃走を図ったとみられることがわかりました。
警察によりますと、会社員の齋藤晟将(さいとう・せいま)容疑者(25)は、15日未明、酒気帯び状態で車を運転し、緑区内の市道で、近くに住む木下晶子(きのした・あきこ)さん(58)をはねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。
容疑を認めているということです。
木下さんは、近くのコンビニの駐車場に倒れた状態で見つかっていて、はねられてから少なくとも100メートルは引きずられたとみられています。
捜査関係者によりますと、齋藤容疑者の車は、自宅のある緑区ではなく、名古屋市外で故障した状態で見つかっていて、警察は、現場から離れた場所へ逃走を図ったとみて調べています。

2025.2.16 【夫婦げんかで大乱闘】夫が妻の太ももにキック1発 妻は夫の股間をつかんでやり返す ともに会社役員の夫婦を現行犯逮捕 北海道・釧路市
北海道・釧路市で2月15日、自宅でけんかをしていた、ともに会社役員の夫婦がそれぞれ暴行と傷害の現行犯で逮捕されました。
夫婦は15日午後9時半ごろ、自宅で50代夫が40代妻の右太ももに足蹴りする暴行を加え、妻が夫の股間をつかんでケガをさせました。
警察によりますと、当時2人は夫婦げんかをしていました。
夫が妻の右太ももを1発素足で足蹴りすると、それに腹を立てた妻が素手で夫の股間をつかんでケガをさせました。
夫は股間に切り傷を負う軽傷です。
夫が「妻から暴力を受けてケガをした」と警察に通報。
駆けつけた警察官がその場で夫婦を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、2人は容疑を認めていて、夫は「口げんかの延長でカッとなって蹴った」、妻は「夫に蹴られたことに腹が立ってやり返しました」と話しています。
夫婦は酒を飲んでいて、警察が当時の状況を調べています。

2025.2.16 車を降りると後頭部を殴られ”現金15万円”などが入ったリュックサック奪われる 73歳男性が被害 犯行現場は自宅前 「黒っぽい服装でフード付きの上着」の犯人が逃走中
北海道・音更町で2月15日、73歳の男性が襲われ、現金15万円などを奪われました。
犯人は現在も逃走しています。
15日午後5時半すぎ、音更町木野大通西2丁目の住宅の敷地で、車で帰宅した73歳の男性が車から降りたところ、何者かに後頭部を殴られ持っていたリュックサックを奪われました。
男性は頭にケガをしました。
リュックサックには封筒や財布などに入れた現金15万円のほか、キャッシュカードなどが入っていました。
男性は犯人の後ろ姿しか見ていませんが、黒っぽい服装でフード付きの上着を着ていたということです。
近くに住む女性も犯人が逃げるのを目撃していて、警察が強盗致傷事件として調べています。

2025.2.15 長野駅前 3人殺傷事件 46歳容疑者を再逮捕 殺人未遂容疑で
先月、長野駅前で男女3人が刃物で刺されて死傷した事件で、女性の被害者に対する殺人未遂の疑いで逮捕された46歳の容疑者について、警察は15日、30代の男性を殺害しようとした疑いで再逮捕しました。警察によりますと、調べに対し黙秘しているということです。
再逮捕されたのは、長野市西尾張部の無職、矢口雄資容疑者(46)で、警察によりますと、先月22日、長野駅前で男女3人が相次いで刃物で刺され死傷した事件で、3人のうち30代の会社員の男性の背中を刃物で刺して殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いが持たれています。
男性は当初入院していましたがその後退院し、命に別状はないということです。
調べに対し黙秘しているということです。
容疑者は駅前の停留所でバス待ちの列に並ぶなどしていた3人を急に襲ったとみられ、事件後に走って逃走しましたが4日後に自宅で身柄を確保され、40代の女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕されました。
この事件では長野市の49歳の男性が死亡していて、警察は男性殺害への関与についても調べるとともに、引き続き動機の解明を進めることにしています。

2025.2.15 「やたら血が出て痛かった」被害相当数か…71歳歯科院長が“無免許”48歳助手に歯を削らせた歯科医師法違反の疑いで2人を逮捕 福岡・岡垣町
福岡・岡垣町の歯科医院院長・熊谷堅容疑者(71)と助手・武内利恵容疑者(48)が、歯科医師法違反の疑いで逮捕された。武内容疑者は歯科医師免許を持たずに男女3人へ計12回に渡り、治療を実施。院長はこれを指示した疑いがある。患者は「痛みがひどかった」と証言しており、警察は余罪を含め捜査を進めている。
歯科医師法違反の疑い…歯科医院院長と助手が逮捕
福岡・折尾署で撮影されたのは、フードから口元が覗いている男。
歯科医師法違反の疑いで逮捕されたのは、歯科医院院長の熊谷堅容疑者(71)と助手の武内利恵容疑者(48)。
福岡・岡垣町で歯科医院をしていた2人だが、警察によると武内容疑者は歯科医師などの免許を持っていないにも関わらず、男女3人に対し12回に渡って歯を削るなどの行為をした疑いが持たれている。
院長治療行わず…無免許助手に治療指示か
まさか自分の口に手を入れていたのが“ニセの歯医者”だったとは知るよしもなく、治療を受けた人たちは、「やたら血が出て痛かった」「院長の熊谷容疑者に治療された記憶はない」と話している。
院長の熊谷容疑者は、助手の武内容疑者が無免許と知りながら指示した疑いが持たれている。
警察の調べに対し、熊谷容疑者は「全く記憶にない」と話し、武内容疑者は「歯に埋める行為はしていない」と話しているという。警察は被害は相当数に上るとみて、余罪についても調べている。

2025.2.15 青森 病院内殺人事件 診断書作成の名義人医師 認知症の疑い
青森県八戸市の病院の元院長ら2人が院内の殺人事件を隠蔽しようとうその診断書を遺族に渡したなどとして逮捕された事件で、診断書を作成した名義人となった医師は当時、この病院に入院中で、認知症の疑いがあったことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、2人がこの医師の名義を悪用して隠蔽を図った疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べています。
おととし3月、八戸市の「みちのく記念病院」で男性患者が別の患者に殺害される事件が起きた際、事件を隠蔽しようと死因を「肺炎」とするうその診断書を遺族に渡すなどしたとして、元院長で、運営法人の理事長の石山隆容疑者(61)と男性の主治医で、弟の石山哲容疑者(60)の2人が犯人隠避の疑いで逮捕され、15日、検察庁に送られました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
これまでの調べで、男性の診断書は2人とは別の医師の名義で作成されていたことが分かっていますが、名義人となった医師は当時、この病院に入院中で、認知症の疑いがあったことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は2人がこの医師の名義を悪用して事件の隠蔽を図った疑いもあるとみて、詳しいいきさつを調べています。

2025.2.15 鹿児島県警捜査2課長を書類送検 知人女性に不同意性交等の疑い
鹿児島県警でまた不祥事です。
県警は、知人女性に対する不同意性交等の疑いで、捜査2課の課長を書類送検しました。
鹿児島地方検察庁に書類送検されたのは、県警本部捜査2課の安部裕行課長(28)です。
県警によりますと2024年11月、知人女性が安部課長から鹿児島市で不同意性交の被害を受けたという申告が、2025年1月に警察庁のセクシュアルハラスメント相談窓口に寄せられました。
県警は捜査の結果、知人女性に対する不同意性交等の疑いで安部課長を14日付で書類送検するとともに、今の職に適さないとして、警務部付への人事異動も発表しました。
2025.2.14 【悪質】中年小太りの男の犯行か…消火ホースの“先端”管鎗が去年から115本盗まれ被害額230万円に 火災時に放水できず「被害拡大するのでやめて」 山梨・北杜市

富士山を望む山梨・北杜市で今、消火活動に欠かせない器具の盗難が相次いでいます。

消防団などが火災の時に使う消火ホースが格納されている箱。
しかし、扉を開けてみるとホースはあるものの、先端に取り付ける器具がありません。

盗難が相次いでいるのは、消火ホースの先端に取り付ける管鎗(かんそう)と呼ばれる金属製の器具です。

本来、管鎗は、ホースと共に格納箱の中に立てかけられていますが、盗まれたのは管鎗の部分だけ。

北杜市によると、1月24日から2月12日までの間に、高根町や長坂町など6つの地域で合わせて26本の管鎗が盗まれたということです。

小淵沢町の現場では、女性が、格納箱から管鎗を取り出す不審な男を目撃していました。

目撃者:
中年の小太りの男性ですね。おなかが出た方が歩いて来て、ここ(格納箱)の前に止まったかと思ったら、細い筒形の(管鎗)を取り出して、車に乗ろうとしていたので「どうしたんですか、回収なんですか、その筒」と呼び止めた。そのまま知らん顔して、サーッと下の方に行ってしまった。

この取材のさなか、「イット!」取材班のもとに「現場近くで火災が発生した」との知らせが届きました。

現場に到着すると、すでに消防隊員が消火活動に当たっていました。

出火当時、現場では田んぼの枯れ草を燃やす作業が行われていて、強風にあおられた火が、住宅の庭などに燃え広がったとみられています。

北杜市職員:
原因は、この地区特有の田んぼの土手焼き。毎年実施しているが、風が強い日とかに火が飛び火をして広がってしまう。それが火災になるというのが多々ある。

こうした強風にあおられた火が燃え広がる火災は、13日にも発生したばかりです。

茨城・常総市の雑木林で枯れ草から出た火が強風にあおられ、作業場などに燃え広がった大規模火災。火は、約17時間後の14日午前7時前に消し止められました。
市は、坂手町の全域に出していた避難指示を午前6時に解除しました。

こうした火災の現場でホースに取り付ける管鎗がなければ、放水することができません。

消火活動の遅れにより、住宅などへの被害が拡大する恐れもあります。

北杜市職員:
有事の際に消火器具の方に不備があってしまうと、火災の被害の拡大という危険性がかなり高まりますので、こういったことはやめていただきたい。

被害は今回が初めてではなく、北杜市では2024年も89本の管鎗が盗まれています。

管鎗は1本約2万円で、被害総額は230万円に上るといいます。

警察は、窃盗事件として調べを進めています。

2025.2.14 病院内の殺人事件 元院長と医師を犯人隠避の疑いで逮捕 青森
おととし青森県八戸市にある病院内で殺人事件が起きた際、病院側が肺炎で死亡したという診断書を作成するなどして事件を隠そうとしたとして、警察はいずれも60代の病院の元院長と医師の2人を犯人隠避の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは八戸市の「みちのく記念病院」の元院長で、運営法人の理事長を務める石山隆容疑者(61)と病院の医師で、弟の石山哲容疑者(60)の2人です。
警察によりますとおととし3月、病院内で59歳の患者が当時73歳の別の患者を殺害する事件が起きた際、死因を「肺炎」とする診断書を作成して遺族に渡すなどして事件を隠そうとしたとして犯人隠避の疑いがもたれています。
当時、2人はすぐに警察に通報せず、病院関係者からの警察への連絡によって事件が発覚したということです。
警察は事件の翌月、男性患者の死因をめぐり不正な診断をした疑いで病院を捜索するなどして捜査を進めてきました。
警察はどのような意図で事件を隠そうとしたのか、詳しいいきさつを調べることにしています。

2025.2.14 娘の首を絞めて殺害しようとした疑いで父親(56)逮捕 携帯電話を勝手に見たことからトラブルに発展したか 福岡・久留米市
福岡・久留米市の自宅で娘の首を絞めて殺害しようとした疑いで、父親が逮捕されました。
13日午後6時半ごろ、福岡・久留米市で「女性が助けを求めに来た」と110番通報がありました。
警察官が現場に駆け付け事情を聞いたところ、娘(21)の首を絞めて殺害しようとした疑いが強まったことから、父親を殺人未遂の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、会社員の田中幸一郎容疑者(56)で、警察の調べに対し「首を絞めたのは間違いないが、殺意があったわけではない」と容疑を否認しているということです。
警察は、田中容疑者が娘の携帯電話を勝手に見たことからトラブルに発展したとみて、詳しい経緯を調べています。

2025.2.14 「1日1食の日も…」グリ下少女、10日で100人に売春か 男ら成人女性と偽り集客
大阪・道頓堀にあるグリコ看板下の遊歩道「グリ下」に出入りしていた家出中の少女(17)を東北地方などに車で連れ回し、売春させたとして大阪府警は14日、売春防止法違反(管理売春)などの疑いで、堺市美原区の無職、滝本絵斗(かいと)(25)と大阪府大東市の会社員、新山隼士(しゅんと)(21)の両容疑者を逮捕したと発表した。
府警によると、少女は「10日間で100人ほどの男性に売春をさせられていた。1日1食の日もあった」と話しており、詳しい状況を調べている。
2人の逮捕容疑は、共謀し昨年6月15~25日、少女を車に乗せて大阪府や東北地方6県、新潟県を連れ回し、ホテルなどで売春させたとしている。府警は認否を明らかにしていない。
府警によると、少女は令和5年7月ごろからグリ下に出入りし、同年11月に家出した後は「パパ活」などで生活費や遊興費を稼いでいた。昨年6月、滝本容疑者から「稼げる出稼ぎがある」などと勧誘を受けた。
昨年7月に警察官がミナミで、少女に職務質問し、捜査を進めていた。少女は「最初は稼げると思ったが、知らない土地で不安になり、体力的にもきつかった。終盤は帰りたくて仕方がなかった」と説明したという。
両容疑者らは出会い系サイトで成人女性になりすまして売春相手を集めていたとみられ、府警が詳しい実態を調べている。

2025.2.14 「外見たらオレンジ色。炎すごかった」4棟焼く火災 焼け跡から1遺体 68歳女性と連絡取れず=静岡・西伊豆町【詳報】
2月14日未明、静岡県西伊豆町で住宅など4棟を焼く火事がありました。火元の住宅は全焼し、中から1人の遺体が見つかっています。
14日午前1時過ぎ、西伊豆町田子で「家が燃えている」と近くに住む人から警察に通報がありました。
警察や消防によりますと、出火したのは木造平屋建ての住宅で、火元の住宅を含む2棟が全焼したほか2棟が半焼し、約3時間後に消し止められました。
全焼した火元の住宅からは1人の遺体が見つかりました。この家に住む68歳の女性と連絡が取れていないということです。
<近くに住む人>
「窓の外を見たらオレンジ色だった。(炎が)すごかったです、立ち上っていました」
警察と消防は遺体の身元の確認を進めるとともに火が出た原因を調べています。

2025.2.13 すれ違いざまに刃物付きつけ現金要求 「金はない」の声に何も奪わず逃走 静岡・富士宮市で路上強盗未遂事件
2月13日夕方、静岡県富士宮市の路上で刃物の様なものを持った男が、10代の男性に金銭を要求する強盗未遂事件がありました。犯人は現在も逃走中です。
警察によりますと、13日午後6時半頃、富士宮市野中の市道を歩いていた20代の男性が反対側がから歩いてやってきた男にすれ違いざまに、刃物の様なものを突きけられ、金銭を要求されました。
男性が「金はない」と伝えたところ、男は何も取らず、そのまま走って逃げたということです。男性にけがはありません。
現場は事件当時、人通りは少かったということです。
警察によりますと、逃げた男は、年齢不詳、身長約160センチから165センチ、黒いパーカーとズボンを着用していたということで、警察が逃げた男の行方を追っています。

2025.2.13 【独自】JR長野駅前3人殺傷事件 長野市の男を15日にも再逮捕へ…重傷の男性に対する殺人未遂の疑い 事件については黙秘…動機調べる
JR長野駅前の殺傷事件で逮捕された男について、警察は、大けがをした男性に対する殺人未遂の疑いで、あさって15日にも再逮捕する方針を固めたことが分かりました。
1月22日、JR長野駅前で、男女3人が刃物で襲われ、長野市内の49歳の男性が死亡、男女2人が重軽傷を負いました。
この事件で、発生から4日後に、長野市西尾張部の無職・矢口雄資容疑者(46)が女性への殺人未遂の疑いで逮捕されました。
その後の捜査関係者への取材で、警察はあさって15日にも、矢口容疑者を大けがをした37歳の男性に対する殺人未遂の疑いで再逮捕する方針を固めたことが、新たにわかりました。
矢口容疑者は事件について黙秘を続けていて、警察は引き続き動機などを調べています。

2025.2.13 警察の懲戒処分、昨年239人 セクハラや接待で幹部の処分相次ぐ
昨年1年間で懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は239人で、前年から27人減った。統計が残る2000年以降で3番目に少なかった。警察庁が13日発表した。
処分理由では、セクハラや盗撮などの「異性関係」が78人(前年比11人減)で最多。次いで「窃盗・詐欺・横領など」52人(同6人減)、「交通事故・違反」38人(同10人減)が多かった。
処分の内訳は免職30人、停職76人、減給104人、戒告29人。全体の2割超が業務に関連した処分だった。逮捕者は57人で前年から4人減った。
処分を都道府県別に見ると、警視庁と兵庫県警が20人で最多。福岡県警が18人で続いた。
昨年は警察幹部への懲戒処分が相次いだ。岡山県警では部下にセクハラ行為をしたなどとして交通部長が、広島県警では知人から接待を繰り返し受けたとして警察署長がそれぞれ処分を受けた。どちらも警視正だった。
また、鹿児島県警では警察署員が捜査情報を外部に漏らすなど不祥事が相次いだ。一連の不祥事で計3人が懲戒処分となり、本部長も警察庁から口頭厳重注意と長官訓戒の処分を受けた。京都府警でも、本部長が部下に「殺すぞ」と発言したとして長官訓戒の処分となった。

2025.2.13 「辞めてから20回くらいやった」美容院から1本7000円“高級シャンプー”など28万円相当を盗んだ疑いで元従業員の男(21)逮捕 千葉・流山市
千葉・流山市の美容室で2024年10月に発生した窃盗事件で、12日に元従業員の21歳の男が逮捕された。
男は合鍵を使って店内に侵入し、シャンプーやトリートメントなど、28万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
犯行は約20回及んだと供述しており、警察は余罪の有無を調べている。
元従業員の男がシャンプーなどを窃盗
12日午前、千葉・流山署前を歩くミディアムヘアの男。
肩まで伸ばした髪の毛先が傷んでいる。
逮捕されたのは、自称・アルバイトの中川拓真容疑者(21)だ。
中川容疑者は2024年10月、千葉・流山市の美容室に侵入し、1点約7000円のシャンプーやトリートメントなど、あわせて39点・28万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
合鍵を使って店内に侵入し盗む
その手口は、あまりにも大胆だった。
この店の元従業員だった中川容疑者は、美容室の業務全般であるサロンワークの知識を生かして、合鍵を使って店内に侵入すると、高級シャンプーなどを盗み、その後ネットで売りさばいていたという。
警察の調べに対し、中川容疑者は「間違いない。辞めてから20回くらいやった」と、容疑を認めていて、警察は余罪があるとみて調べている。

2025.2.12 福山女性殺害 20年後に逮捕・起訴被告に懲役15年判決 広島地裁
2001年、広島県福山市の住宅で当時35歳の女性が殺害され、現場から検出された血液のDNA型が、20年後に逮捕・起訴された被告のものと一致したといえるかが争われた裁判で、広島地方裁判所は「現場の血液は被告のものだと強く推認される」として、懲役15年を言い渡しました。
福山市の竹森幸三被告(70)は、2001年2月、福山市明王台の住宅で、当時35歳の女性の腹をナイフで刺すなどして殺害したとして、殺人などの罪に問われました。
裁判では、現場に残された血液のDNA型と被告のDNA型が鑑定結果から一致したといえるかが争点となり、被告の弁護士は「一致していると判断することはできない」として無罪を主張していました。
12日の判決で広島地方裁判所の後藤有己裁判長は「現場に残された血液からは、一部、被告とは異なる型のDNAも検出されたが、資料の劣化や、被告以外の人物のDNAがわずかに混入したことによるものと理解でき、現場の血液は被告のものだと強く推認される。現場に残された足跡は1種類であり、被告以外の第三者が犯行現場にいたとは考えがたい」と指摘しました。
そのうえで「全く落ち度がない被害者に対する危険で残忍な犯行で、突如襲われ幼い子どもを残したまま命を奪われた無念と衝撃の大きさは計り知れない」として検察の求刑どおり懲役15年の判決を言い渡しました。

2025.2.12 SNS“投資詐欺”逮捕の男らにフォロワー女性紹介か 男逮捕
高級腕時計や札束の画像などを投稿したSNSをフォローしてきた女性から現金をだまし取ったとして、男2人が逮捕された事件で、女性を紹介したとみられる男が逮捕されました。
警視庁によりますと、草野友太容疑者は2023年、インスタグラムでウソの投資話を持ちかけ、20代の女性から現金100万円をだまし取った疑いがもたれています。
この事件では、他にも男2人がすでに逮捕されていますが、草野容疑者は、札束や高級腕時計の画像などを投稿したインスタグラムのアカウントをフォローしてきた人を、2人に紹介していたとみられています。
調べに対し、草野容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は、このグループが同様の手口で115人からおよそ1億2400万円をだまし取ったとみて調べています。
2025.2.12 SNS型投資詐欺の詐取金など約6450万円“マネロン”疑いで男女3人逮捕 300口座使い、少なくとも500億円以上を資金洗浄し手数料得ていたか
SNS型投資詐欺グループがだまし取った金を、複数の口座に移して資金洗浄=いわゆるマネーロンダリングをしたとして、男女3人が逮捕されました。
組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・足立区の会社役員・林明旺容疑者(37)と中国籍の男女2人です。
警視庁によりますと、林容疑者らは去年2月、中国のSNS型投資詐欺グループが神奈川県に住む70代の男性からだまし取った現金を、自らが管理する複数の法人口座に移すなどして、あわせておよそ6450万円を資金洗浄した疑いがもたれています。
林容疑者らは詐欺グループが行ったSNS型投資詐欺などで得た犯罪収益を300ほどの口座を使って少なくとも500億円以上資金洗浄し、その手数料を得ていたとみられるということです。
林容疑者らは複数の海外の詐欺グループから資金洗浄の依頼を受けていて、警視庁が全容解明をすすめています。

2025.2.12 「変な人に体を触られた」10代女性の下半身を触った男(27)を逮捕 容疑を一部否認 札幌市
札幌・南警察署は2月12日、札幌市南区に住む会社員の男(27)を不同意わいせつの容疑で逮捕したと発表しました。
男は2月5日午後9時ごろ、札幌市南区の路上で10代の女性に対し、下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、女性が徒歩で帰宅途中に、後方から走ってきた男が下半身を触り、後方に逃走したということです。
犯行直後に女性が、「変な人に体を触られた」と警察に通報しました。
女性にけがはありません。
付近の防犯カメラなどの捜査により、男の逮捕に至りました。
警察によりますと、女性と男に面識はないということです。
調べに対し、男は体を触ったことを認めていますが、「わいせつな行為はしていない」と容疑を一部否認しています。
警察は男の動機などを詳しく調べています。

2025.2.11 東京 稲城 少なくとも3棟建物焼ける火事 けが人などの情報なし
11日午後、東京 稲城市で住宅など少なくとも3棟の建物が焼ける火事がありました。けが人や逃げ遅れの情報はないということですが、延焼中で、警視庁や消防が確認を進めています。
11日午後3時半すぎ、稲城市大丸の住宅から黒い煙が出ていると近くに住む人などから通報がありました。
消防によりますと、住宅2棟と集合住宅1棟から火が出ていて延焼中で、消防車など7台が出動して消火活動にあたっているということです。
NHKがヘリコプターから撮影した映像では、住宅から立ちのぼった白い煙が強い風で大きく流されていました。
現時点でけが人や逃げ遅れの情報は入っていないということですが、警視庁や消防などが確認を進めています。
現場はJR南武線の南多摩駅から南東に200メートルほどの住宅や店舗などが建ち並ぶ地域です。
2025.2.11 【注意】電車内専門でスリを行う“ハコ師”か…埼京線車内で財布盗んだ現行犯でベトナム人の男(30)逮捕「何も話したくありません」
JR埼京線で財布を盗んだ現行犯でベトナム人の男が逮捕されました。「ハコ師」と呼ばれる電車内専門のスリ師とみられています。
チャン・キム・ニャット・ミン容疑者(30)は8日深夜、JR埼京線の電車内で乗客の男性のベルト部分につけたポーチから現金約25万円が入った財布を盗んだ疑いがもたれています。
当時、車両内は身動きがとれないほど混雑していて、警戒中の警察官が現行犯逮捕しました。
チャン容疑者は「何も話したくありません」と供述しています。
警視庁は、電車内専門のスリ、いわゆる「ハコ師」とみて余罪を調べています。
2025.2.11 「大きな野良犬だと思った」横断歩道を歩いていた高齢女性がひき逃げされ死亡した事件で84歳女を逮捕 千葉・南房総市
千葉県で86歳の女性がひき逃げされ死亡した事件で、84歳の女が逮捕されました。
宇治原幸子容疑者(84)は9日夜、千葉・南房総市の国道で、横断歩道を歩いていた福原春枝さん(86)を車ではねて死亡させた上、逃げた疑いが持たれています。
警察は、近くを走っていた車のドライブレコーダーの映像などから、走り去った車を特定したということです。
宇治原容疑者は「事故を起こして逃げたことに間違いないが、大きな野良犬だと思った」と容疑を一部否認しています。
2025.2.11 横浜の強盗殺人 指示役に金品の画像送信か 換金するも1000円
横浜市青葉区の住宅で2024年10月、住人男性が暴行を受けて死亡した事件で、強盗致死罪などで起訴された塗装工の宝田真月(まづき)被告(23)が、事件の最中に貴金属などを携帯電話で撮影し、画像を指示役に送信していたとみられることが捜査関係者への取材で判明した。神奈川県警は、奪う金品を指示役が品定めしていたとみて、指示役の特定に向けて携帯電話の解析などを進めている。
事件では実行役とみられる通信回線営業員の藤井柊(しゅう)(27)と無職の久保田陸斗(22)の両容疑者が強盗殺人容疑などで再逮捕された。
両容疑者は実行役とされる宝田被告らと共謀して24年10月15日ごろ、後藤寛治さん(当時75歳)方に侵入。後藤さんの手足を粘着テープで縛り、暴行を加えて殺害し、現金約17万円と貴金属やキャッシュカードなど99点(時価約50万5500円相当)を奪った疑いがある。
捜査関係者によると、宝田被告は「(事件当時は実行役の)3人がイヤホンを付けてそれぞれ指示役と連絡を取っていた」と供述。指示役が、「闇バイト」に応募した実行役の行動をリアルタイムで逐一把握していたとみられる。
宝田被告は後藤さん宅から、貴金属などを携帯電話で撮影した画像を指示役に複数回にわたって送信していたとされる。
宝田被告は東京都内の貴金属買い取り店で、奪ったネックレスなど数十点をすべて換金したが、1000円にしかならなかったという。指示役からの指示で、宝田被告は奪った現金から5万円を報酬として抜き取ったが、藤井、久保田両容疑者には報酬は渡らなかったとみられる。
また、実行役は後藤さんのキャッシュカードを奪い、近くのコンビニのATM(現金自動受払機)で現金を引き出そうとしたが、出金できなかったという。
県警は、実行役がキャッシュカードの暗証番号や金品の場所を聞き出すために後藤さんに暴行を加えたとみている。

2025.2.11 警察庁のデータによると、パートナーからDV被害を受けたとの相談件数は、令和5年は8万8619件で、男性からの相談はうち27・9%となる2万4684件。いずれも過去最多だった。
相談体制の整備や被害者保護などを目的とした「配偶者暴力防止法」が平成13年に施行。翌14年の男性からの相談は142件に過ぎず、およそ20年で170倍超にまで膨らんだ計算になる。
DV問題に携わる警察幹部は「昔は女性ばかりが被害者だったが、今は夫婦で殴り合ったり、男性が一方的に暴力を振るわれたりする例もある。丁寧に話を聞かなければ構図が判然としないことも多い」と語る。

2025.2.11 配偶者や恋人からのドメスティックバイオレンス(DV)に苦しみ、警察に被害を相談する男性が近年急増している。全国の都道府県警では、令和5年に過去最多となる2万4684件の相談を受理。女性からの相談の半数以下にとどまるものの5年前の約1・5倍、約20年前の170倍に増えた。「男は強くなければならない」「女性からの暴力や暴言にも耐えるべきだ」。DV被害者の支援団体では、こうした社会の風潮に変化が生じ、隠れた被害が顕在化したためとみる。
「男のくせに」
「稼ぎが少ないクズ野郎」「お前はATMだ」
横浜市内のNPO法人「女性・人権支援センター ステップ」理事長の栗原加代美さんのもとには、DV被害に悩む男性が多く訪れる。
栗原さんが相談を受けた関東地方に住む40代男性は、妻から日常的に暴言を浴びせられ、毎晩のように性行為を強要された。行為を拒むと裸で寝ることを強いられたという。
「男のくせに」。妻の口癖が日中、自宅を離れていても頭をよぎるようになり、鬱病を発症。仕事が手につかなくなって退職を余儀なくされた。
夫からの暴力に耐えかねた妻が相談窓口へと駆け込む-。DVに付きまといがちなイメージの通り、10年ほど前は相談者のほぼ全員が女性で男性はまれだった。現在では、数百人に及ぶ毎月の相談者のうち20~30人が男性だといい、栗原さんは「男性の人数は年々増えている」と明かす。

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