1.5億円詐取被害 札幌の60代、22回振り込み 暗号資産の投資名目
北海道
毎日新聞 2023/12/11 18:52(最終更新 12/11 20:04) 309文字
北海道警札幌白石署は11日、札幌市白石区の60代女性がSNS(ネット交流サービス)を介し、暗号資産の投資名目で約1億5000万円をだまし取られたと発表した。SNSを介した投資詐欺では、道内で今年最悪の被害額。
同署によると、女性は10月上旬、東京在住の男性を名乗る人物からSNSのダイレクトメッセージで「仲良くなりませんか」と連絡を受け、やり取りを開始。その後、「デジタル通貨は収益利率が20%を超えることもある。私たちの共通の未来のために努力しましょう」と投資を持ちかけられた。
女性は12月5日まで計22回、計約1億5000万円を指定口座に振り込んだが、度重なる金銭の要求を不審に思い、同署に相談した。
SNSで暗号資産のうその投資話 約1億5千万円の被害 札幌
12月11日 17時52分
札幌市の60代の女性がSNSで知り合った人物から暗号資産に関するうその投資話をもちかけられ、あわせておよそ1億5000万円をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査するとともに、こうした手口による被害が道内で相次いでいるとして、注意を呼びかけています。
警察によりますと、ことし10月、札幌市白石区の60代の女性は、SNSで知り合った東京在住だという人物から「デジタル通貨は利率が20%を超えることもあり、とてもよい税金対策になる」などと、暗号資産に関わる投資話をもちかけられました。
その後、暗号資産の売買をする仲介業者を紹介され、この業者に指定された口座に今月5日までに22回にわたり、あわせておよそ1億5000万円を振り込み、だまし取られたということです。
さらに多額の金を振り込むよう要求されたことから、女性は不審に思うようになり、10日になって警察に被害として届け出たということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、道内でこうしたSNSを通じた投資詐欺が相次いでいることから、▼会ったことのないネット上の人物からのもうけ話を信用せず、▼不審に感じたら1人で悩まず家族や警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するよう呼びかけています。
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