2024.7.25 SNSで200万円を超える投資詐欺被害に遭った国家公務員の男性(46)が、直後、マッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物から「助けてあげます」と別の投資話を持ちかけられ、再び40万をだまし取られる詐欺事件がありました。
国家公務員男性「助けてあげます」で再び詐欺被害に
SNSで200万円を超える投資詐欺被害に遭った国家公務員の男性(46)が、直後、マッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物から「助けてあげます」と別の投資話を持ちかけられ、再び40万をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、福岡市城南区に住む国家公務員の男性(46)は4月、SNSを通じて知り合った女性を名乗る人物から「結構な利益が出る」と投資話を持ちかけられ、今月12日にかけて暗号資産合わせて233万円分をだまし取られる被害に遭いました。
男性は今月9日、SNSのマッチングアプリで、女性を名乗る人物と知り合い、詐欺に遭ったことを伝えると「助けてあげます。お金を稼ぐ方法を教えましょう」と返事があったということです。
男性は言われるままに投資サイトに登録し、今月17日・18日と2回にわたって合わせて40万円を振り込みましたが、サイトのイベントを巡って12時間以内に45万円を振り込むようにと通知があり、詐欺に気づいたということです。
警察は、男性にも注意するとともに「面識のない人から金の話が出たら、詐欺を疑うように」と呼びかけています。
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投資詐欺被害を相談…さらにロマンス詐欺に 40万円だまし取られる
福岡県警城南署は24日、投資詐欺被害に遭った福岡市内の公務員の男性(46)がマッチングアプリで知り合った女性名義のアカウントを使用する人物に被害を相談したところ、さらにロマンス詐欺被害に遭い、現金計40万円をだまし取られたと発表した。署は「面識のない人からお金の話が出たら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけている。
署によると、男性はネット交流サービス(SNS)に送られてきたダイレクトメールをきっかけに、女性名義のアカウントを使用する人物とやり取りを始めた。その後、SNS上で投資を勧められて暗号資産を購入し、指定された投資サイトを通じて送金。4月30日から7月12日までに、計250万円相当の暗号資産をだまし取られた。
7月16日に署に被害届を提出したが、翌17日、マッチングアプリで知り合った、女性名義のSNSアカウントを使用する別の人物に詐欺被害を相談したところ「助けてあげます。お金を稼ぐ方法を教えましょう」と投資を勧められ、指示された投資サイトに登録。17日に指示された口座に10万円を振り込み、サイト上で資産が増えていたことから18日にさらに30万円を振り込んだ。
その後、「サイト内イベントの参加費として45万円を12時間以内に払う必要がある」と連絡が来たことから不審に思い、署に相談。投資サイトも架空で、詐欺被害に遭っていたことが発覚した。
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投资诈骗咨询…又被恋爱骗局骗走40万日元
24日,福冈县警察城南警察局发布消息称,福冈市一名46岁公务员遭遇投资诈骗200多万,向他在匹配应用程序上认识的人咨询,并发现自己又陷入了爱情骗局,又被骗走了40万日元的现金。
2024.7.25 住宅で不必要な床下工事を行い費用をだまし取ったなどとして、警視庁暴力団対策課は詐欺未遂容疑で、東京都練馬区の元リフォーム会社代表、島欣邦(よしくに)容疑者(35)ら3人を、詐欺容疑で東京都八王子市の職業不詳、小林聖弥容疑者(27)ら2人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
不必要な床下工事でリフォーム詐欺疑い 元会社代表ら5人逮捕、被害1500万円超か
住宅で不必要な床下工事を行い費用をだまし取ったなどとして、警視庁暴力団対策課は詐欺未遂容疑で、東京都練馬区の元リフォーム会社代表、島欣邦(よしくに)容疑者(35)ら3人を、詐欺容疑で東京都八王子市の職業不詳、小林聖弥容疑者(27)ら2人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
暴対課によると、5人は「三洋」や「三農」の社名を名乗り、神奈川県や埼玉県を中心にリフォーム業者として活動。一軒家の住人に、床下の補強工事やシロアリ防除などが必要などと不必要な工事を持ちかけ、費用をだまし取っていた。
消費生活センターに苦情や相談が多数寄せられ被害が発覚。建築士の鑑定により工事は不必要だったことが判明したという。暴対課は令和3年秋以降、島容疑者らによる被害が計45件あり、被害総額は1500万円以上に上るとみている。
島容疑者の逮捕容疑は共謀して3年11月、神奈川県秦野市の男性=当時(78)=に「(住宅の)基礎にヒビがあり、今すぐ工事しないと家が傾く」などと噓を言い、代金として43万円をだまし取ろうとしたなどとしている。
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东京都练马区一家改建公司的前代表島欣邦(35岁)等三名嫌疑人因对房屋进行不必要的底层施工和诈骗,被东京警视厅组织犯罪控制部指控犯有诈骗未遂罪。
2024.7.25 三重県警名張署は7月25日、将棋の元プロ棋士で投資家の桐谷広人さんの名前を悪用した投資詐欺で、名張市の70代女性が現金1380万円をだまし取られたと発表した。
桐谷広人さんの名前を悪用した投資詐欺 名張の70代女性が1380万円被害
三重県警名張署は7月25日、将棋の元プロ棋士で投資家の桐谷広人さんの名前を悪用した投資詐欺で、名張市の70代女性が現金1380万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、女性が今年3月、スマートフォンのニュースサイトに表示された投資関係のバナー広告をクリックしたところ、LINEグループに招待され、桐谷さんのアシスタントを名乗る人物から株への投資を勧められた。
女性が指定された口座に入金したところ、アプリ上に利益が表示され、相手から「もっと大きな利益を得ましょう」などと誘われた。女性は指示されるままに7月4日から同18日までの間に計5回にわたり現金を指定された口座に送金し、だまし取られた。
アプリ上で約5000万円の利益が出たように表示されたため、女性が出金名目の手数料を振り込んだところ、相手がアカウントを消去。不審に思った女性が同署に相談し、被害が発覚した。
同署管内では今年1月から7月25日までに今回を含めて投資詐欺が計10件発生しており、被害額は約8360万円に上っている。
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7月25日,三重县警察名张警察署通报称,名张市一名70多岁的女性被冒用前职业将棋棋手、投资人桐谷宏人的名义投资诈骗,被骗走现金1380万日元。
2024.7.25 80代の女性から現金約1100万円をだまし取った特殊詐欺事件。「回収役」として逮捕されたのは75歳の男でした。
特殊詐欺の「回収役」75歳男を逮捕 80代女性から1100万円超の入った封筒をだまし取った疑い
80代の女性から現金約1100万円をだまし取った特殊詐欺事件。「回収役」として逮捕されたのは75歳の男でした。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の自称・通訳でガイドの小林光容疑者(75)です。
警察によりますと、今年4月から6月までの間、和歌山県岩出市に住む80代の女性宅に「東京中央警察」を名乗る何者かから電話があり、「口座が犯罪に使われていて、犯罪の共犯になる」などと、女性にATMから現金を引き出して保管するよう指示。
さらに、現金1148万5000円が入った封筒を、自宅の玄関付近の屋外に置くよう指示したということです。
小林容疑者は「回収役」とみられ、6月7日に、女性宅の玄関付近で現金が入った封筒をだまし取った疑いが持たれています。
小林容疑者は調べに対し、「和歌山に来たかどうかは覚えていません」と容疑を否認しているということです。
警察は、詐欺グループの犯行の可能性があるとみて、捜査しています。
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一名75岁男子因涉嫌向一名80多岁的妇女诈骗一个装有超过1100万日元的信封而被捕。
2024.7.24 SNS投資詐欺事件、逮捕者計90人に 捜索でスマホ1800台押収 投資の指導料名目などで現金をだまし取ったとされるSNS型投資詐欺事件で、大阪府警が24日までに詐欺や詐欺未遂の疑いで男女計90人を逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。府警は23日にグループの拠点とされる大阪市内4カ所のビルを一斉に家宅捜索していた。 捜査関係者によると、グループはSNSを通じて投資の講師になりすまし、為替相場の上げ下げなどを予想して投資する「バイナリーオプション」の取引をめぐって、指導料や商材購入費の名目で現金をだまし取るなどしていた疑いがあるという。逮捕された90人の多くはSNSでメッセージを送る「打ち子」だったとみられる。 府警はグループによる被害が計9億円を超えるとみており、捜索で押収した約1800台のスマホのデータやマニュアル類を分析するなどして実態解明を進める。
男女90人逮捕 「SNS型投資詐欺」大阪拠点の2グループ摘発
SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったとして大阪に拠点を置く2つのグループが摘発された事件で、警察はこれまでに男女合わせて90人を詐欺などの疑いで逮捕しました。関係先の捜索では、1800台余りのスマートフォンなどが押収されていて、警察がグループの実態解明を進めています。
大阪 中央区と西区のビルに拠点を置く2つのグループについて、大阪府警察本部は23日、SNSを通じて20代の女性などに投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで一斉摘発を行いました。
2つのグループは為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、警察は何らかの接点があるとみています。
この事件で、警察はこれまでに、大阪 浪速区の自称行政書士、島内大起容疑者(40)や、大阪 淀川区の職業不詳、高嶋恭平容疑者(24)ら19歳から45歳までの男女合わせて90人を詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、2つのグループはSNSで若い女性などを装って被害者とやり取りしていたとみられ、ブランド品の画像を投稿するなどして投資で利益が出たかのように見せかけていた疑いがあるということです。
関係先の捜索では合わせて1800台余りのスマートフォンやマニュアルなどが押収されたということで、警察は被害額は合わせて10億円前後に上る疑いがあるとみてグループの実態解明を進めています。
逮捕された90人の認否については明らかにしていません。
摘発された2つのグループとは
警察によりますと、今回摘発された2つのグループは大阪 中央区と西区にある4つのビルを拠点にしていました。
合わせて10の部屋が確認され、室内にはそれぞれ長い机といす、それに大量のスマートフォンがあったということです。
逮捕された90人のうち、島内容疑者らのグループが11人、高嶋容疑者らが所属するグループが79人で、警察はこのうちの大半が被害者とスマートフォンでやり取りする「打ち子」と呼ばれる役割だったとみています。
メンバーはほかにもいて、全体で合わせて100人ほどの規模とみられるということです。
2つのグループやメンバーの関係性はまだ分かっていませんが、一部のメンバーは「稼ぐことができる」と知人を誘うなど、いわゆる口コミを通じて集まったとみられています。
また、2つのグループは手口がよく似ているほか、両方のグループの拠点の捜索で同じような内容のマニュアルも押収されたということです。
不特定多数の人にDM 興味示した人とやり取りし投資勧誘か
警察によりますと、2つのグループは、いずれもSNSで不特定多数の人にダイレクトメッセージを送り、興味を示した人と個別にやり取りして投資の勧誘などを行っていました。
この中では若い女性などを装っていたとみられ、SNSのアイコンには女性と白い犬が一緒に写った写真などが使われていたということです。
被害者の1人の20代の女性は、メッセージが送られてきた若い女性とみられるアカウントをフォローしましたが、このアカウントを閲覧したところ、ブランド品のバッグやいわゆる「SNS映え」する料理の画像などが次々に投稿されていたということです。
さらに、「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品への投資で利益を出し、ぜいたくな暮らしをしているという内容の投稿もあったということで、被害者の女性は「投資で利益が出れば生活に余裕ができ、好きなことができるとうらやましく思った」と話しているということです。
もともと投資に興味があったという女性はその後、アカウントの人物と連絡をとるようになりました。
すると、この人物は「未経験でも利益を出せるので安心してほしい。私には多くの生徒がいて、100万円以上を稼いだ人も複数いる」などと説明し、投資を勧めてきたということです。
そのうえで、説明どおりに投資すれば確実に利益が得られるとか、「勝率が80%に上がる商材がある」などとうそを言って女性に商材の購入などを持ちかけた疑いがあるということで、話を信じた女性はおよそ90万円を指定された口座に振り込んでだまし取られました。
警察は2つのグループが大阪市内のビルを拠点に被害者とこうしたやり取りを繰り返していた疑いがあるとみて調べています。
拠点ビルで働く会社員“部屋は机のほかに何もない印象”
グループの拠点があった大阪 西区北堀江のビルで働いているという40代の会社員の男性は「会社が同じフロアにあるので、トイレに行く時などに部屋の中が見えることがありましたが、30代かそれより若い男女が10人以上いました。部屋は広いのに、机が少し置いてあるだけでほかに何もない印象だったので、どんな仕事をしているのか不思議に思っていました。グループの拠点だったと聞いて驚きました」と話していました。
会社員「若者たち数十人がビルに出入り」
大阪 中央区のビルで、グループの拠点があったフロアに出入りする人物をたびたび目撃したという60代の会社員の男性は「去年の夏ごろから、学生のように見える若者たち数十人が毎日のようにビルに出入りするようになりました。彼らはふだん、いずれも黒いスエットのような服を着ていて、エレベーターなどで会ってもあいさつどころか、目も合わせようとしませんでした。ここはオフィスなどが入る商業ビルなので若者たちが出入りするのは少し怪しいなと思っていましたが、事件のことを知ってびっくりしました」と話していました。
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SNS型投資詐欺の逮捕者90人に…大阪府警が夜通しで聴取、スマホ1800台押収
二つのグループが摘発されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は24日、詐欺や詐欺未遂の疑いで新たに男女82人を逮捕したと発表した。これまでに8人を逮捕しており、逮捕者は計90人となった。今後も増える見込みで、府警は大規模詐欺グループの実態解明を進める。
府警は23日午後2時頃から大阪市内にある4か所のビルを約470人態勢で捜索。同日午後7時過ぎまでに1グループの主犯格とみられるいずれも職業不詳、山田吉彦(43)(大阪市西区)、島内大起(40)(同市浪速区)両容疑者ら8人を詐欺容疑で逮捕し、同日夜に発表していた。
府警はその後も夜通しで関係者の聴取を行い、容疑が固まった男女82人を新たに逮捕したという。府警はいずれの認否も明らかにしていない。
捜索ではスマートフォン約1800台や詐欺マニュアルを押収。少なくとも約150人から約9億5000万円を不正に集めたとみている。
二つのグループは、それぞれ約60人と約20人の規模で、手口が似ていることから関連があるとみられる。「稼げる仕事がある」などと友人、知人を誘い、メンバーを増やしていたという。
SNSのメッセージなどで若者らを投資に勧誘。為替相場の上げ下げを予想して投資する金融商品「バイナリーオプション」で利益を得るための商材の購入費や指導料の名目で、金を不正に集めていた可能性がある。
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SNS型投資詐欺、逮捕者90人に 拠点摘発でグループメンバー―大阪府警
SNSを通じ投資話を持ち掛ける「SNS型投資詐欺」グループの拠点が摘発された事件で、大阪府警は24日、詐欺などの容疑で同日までに逮捕したグループのメンバーが計90人に上ったと発表した。逮捕者はさらに増える可能性があるという。SNS型投資詐欺事件の摘発では過去最多とみられるが、府警は今後、関与の度合いから、50人については任意の捜査に切り替えて調べる。
府警特殊詐欺捜査課は23日、大阪市のビル4カ所にある二つのグループの拠点を一斉に捜索した。
同課は、4~7月に為替相場の上げ下げを予想して投資する「バイナリーオプション」の取引に関する指導料名目で、10~40代の男女4人から金銭を詐取しようとしたとして、Aグループの拠点にいた19~43歳の計79人を詐欺未遂容疑で逮捕した。さらに上位の指示役がいるとみて調べている。
一方、Bグループについては2~3月、同様の名目で20代女性から約90万円をだまし取ったとして、リーダー格山田吉彦容疑者(43)ら21~45歳の計11人を詐欺容疑で逮捕した。
両グループによる被害者は複数人で、被害額は合わせて計約9億5000万円に上る見込み。同課は押収したスマートフォン約1800台とパソコン60台のほか、マニュアルなどの解析を進めて実態解明を急ぐ。
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90名男女被捕;两个大阪团体因“SNS型投资诈骗”被曝光
迄今为止,警方已逮捕了 90 人,其中包括男性和女性,涉嫌诈骗,这起案件涉及两个总部位于大阪的团伙,涉嫌通过在社交媒体上购买投资相关产品来骗取人们的现金。在搜查相关人员过程中,警方起获了1800多部智能手机和其他物品,警方正在努力查明该团伙的真实情况。
这两个组织的策略非常相似,例如推荐一种名为“二元期权”的金融产品,可以预测汇率会上涨还是下跌,警方认为其中存在某种联系。
2024.7.23 SNSを通じて投資に関する商材の購入などを持ちかけ、被害者から現金をだまし取ったとして、大阪府警察本部は男女およそ80人からなる2つのグループについて詐欺の疑いで一斉摘発を始め、これまでに8人を逮捕しました。警察は、被害額は合わせて10億円前後に上る疑いがあるとみて実態解明を進める方針です。
「SNS型投資詐欺」約80人からなる2グループ一斉摘発 8人逮捕
SNSを通じて投資に関する商材の購入などを持ちかけ、被害者から現金をだまし取ったとして、大阪府警察本部は男女およそ80人からなる2つのグループについて詐欺の疑いで一斉摘発を始め、これまでに8人を逮捕しました。警察は、被害額は合わせて10億円前後に上る疑いがあるとみて実態解明を進める方針です。
詐欺の疑いが持たれているのは、大阪 中央区と西区のビルに拠点を置く、男女合わせおよそ80人からなる2つのグループです。大阪府警察本部は23日午後2時前から関係先数か所を捜索し一斉摘発を始めました。
捜査関係者によりますと
▽グループの1つは、ことし2月から3月にかけて、SNSを通じて20代の女性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金およそ90万円を指定した口座に振り込ませてだまし取った疑いがあり
▽もう1つのグループは、ことし1月、同じような手口で30代の女性から現金230万円余りをだまし取った疑いがあるということです。
2つのグループはいずれも大阪市内を拠点にしている上、為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ているということで、警察は何らかの接点があるとみています。
このうち20代の女性に対する詐欺事件について、警察はこれまでに、いずれも職業不詳で▽大阪・西区の山田吉彦容疑者(43)と▽大阪・浪速区の島内大起容疑者(40)らあわせて8人を逮捕しました。認否については明らかにしていません。
警察は今後、2つのグループのほかの複数のメンバーについても逮捕するとともに、被害額は合わせて10億円前後に上る疑いがあるとみて実態解明を進める方針です。
2つのグループ 手口は
警察が摘発を始めた2つのグループは、いずれも「バイナリーオプション」への投資を勧めて、商材を購入させるなどの手口で現金をだまし取っていたとみられています。
捜査関係者によりますと、はじめに、SNSで不特定多数の人にダイレクトメッセージを送り、興味を示した人と個別にやり取して投資の勧誘を行っていたということです。
そのうえで、
▽グループのメンバーが講師になりすまし、説明どおりに投資すれば利益が得られるとか
▽「勝率が80%に上がる商材がある」などとうそを言って、指定した口座に現金を振り込ませていた疑いがあるということです。
「バイナリーオプション」について、金融庁は、単純な仕組みに見えるものの、実際には専門知識などが必要な難しい金融取引だとしたうえで、SNSなどを通じて情報商材を購入させられ、取引で多額の損失が出るなどのトラブルが急増しているとして注意を呼びかけています。
「SNS型投資詐欺」急増 被害件数 前年同時期の6倍余に
SNSによる投資の勧誘をきっかけに現金をだまし取る「SNS型投資詐欺」の被害は全国で急増しています。
警察庁によりますと、ことしは5月末までに3049件、被害総額は430億円に上り、去年の同じ時期に比べて、件数は6倍余り、被害額は8倍余りに増えています。
大阪府内でも、2023年から被害が相次ぎ、ことしに入ってからの被害額は、5月末までに、およそ44億円に上っているということです。
このうち、ことし4月には、府内に住む40代の男性がSNSで知り合った人物から暗号資産への投資を勧められ、合わせておよそ1億8000万円をだまし取られていたことが分かっています。
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SNS型投資詐欺グループの拠点、大阪府警が一斉捜索…9億5000万円をだまし取ったか
商材販売グループがSNSを通じて投資話を持ちかける「SNS型投資詐欺」の手口で約330万円をだまし取ったとして、大阪府警は23日、グループが出入りする府内4か所のビルの一斉捜索を行った。府警によると、SNS型投資詐欺事件でグループの拠点を摘発するのは全国で初めて。
グループは80人規模とみられ、府警は、同様の手口で約9億5000万円を不正に集めたとみている。
府警によると、グループは1~3月、20歳代と30歳代の女性2人に対し、SNSを通じて為替相場の上げ下げを予想して投資する金融商品「バイナリーオプション」を勧め、「勝率が80%に上がる情報商材がある」などとうそを言い、指導料や商材購入費の名目で計約330万円を詐取した疑いが持たれている。
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詐欺グループ拠点一斉捜索
SNS投資、被害9億円超
家宅捜索し、段ボール箱を運び出す大阪府警の捜査員ら=23日午後7時8分、大阪市西区
大阪府警は23日、交流サイト(SNS)上で、投資名目で現金をだまし取る二つの詐欺グループの拠点とみられる府内の四つのビルを詐欺容疑で一斉に家宅捜索し、メンバーの男を逮捕した。府警によると、グループは合わせて80人規模で、被害が計約9億5千万円に上るとみられる。
府警によると、両グループは今年1〜3月、SNSで知り合った20〜30代女性2人から、為替相場の変動などを予想して投資する「バイナリーオプション」の指導代金などとして計約300万円をだまし取った疑いがある。
府警は二つのグループの手口が似ていることから、同一組織の可能性も視野に捜査を進める。
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大阪府警察总部已开始以涉嫌诈骗罪逮捕两批约 80 名男女,目前已有 8 人因涉嫌通过 SNS 购买投资相关产品诈骗受害者现金而被捕。警方认为损失总额很可能在10亿日元左右。
2024.7.23 大館市に住む50代の女性をだまし現金を振り込ませた口座から金を引き出したとして、愛知県の25歳の女が窃盗の疑いで逮捕されました。
大館の女性が被害 特殊詐欺の出し子とみられる愛知県の25歳の女を逮捕
大館市に住む50代の女性をだまし現金を振り込ませた口座から金を引き出したとして、愛知県の25歳の女が窃盗の疑いで逮捕されました。
県警察本部はこの女が特殊詐欺グループの“出し子”だったとみて調べを進めています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、愛知県名古屋市に住む無職、名倉小晴容疑者25歳です。県警察本部によりますと名倉容疑者は6月4日、名古屋市内に設置された複数のATMで約40万円を引き出しました。
この口座は今年5月から6月にかけて、大館市の50代の女性をだまして現金149万円余りを振り込ませた口座で、名倉容疑者は女性の金を盗んだ疑いがもたれています。
現金が引き出された場所などから、県警が愛知県警に依頼して捜査を進めた結果、容疑者が浮上し、23日朝、逮捕しました。
名倉容疑者は調べに対し容疑を認めているということです。
県警は名倉容疑者が特殊詐欺グループでだまし取った金を口座から引き出すいわゆる“出し子”だったとみて、所属していた詐欺グループなどについて捜査を進めることにしています。
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一名来自爱知县的 25 岁女性因涉嫌盗窃而被捕,她涉嫌欺骗从一个居住在大馆市的 50 多岁女性转移现金的账户中提取资金。
2024.7.22 上越警察署と組織犯罪対策課は、警視庁特殊詐欺連合捜査班の応援を得て、22日(月)午前10時20分、特殊詐欺の疑いで住所不定、無職の23歳男を逮捕しました。
現金を宅配便で送付させる手口 特殊詐欺の疑い 住所不定23歳男を再逮捕
上越警察署と組織犯罪対策課は、警視庁特殊詐欺連合捜査班の応援を得て、22日(月)午前10時20分、特殊詐欺の疑いで住所不定、無職の23歳男を逮捕しました。
警察によりますと、男は氏名不詳者らと共謀し、令和6年5月上旬頃から同月中旬頃までの間、氏名不詳者らが複数回にわたって警察官などになりすまし、埼玉県春日部市在住の60代女性に電話をかけ「あなたの口座に犯罪収益が入っているので、確認するために預金の一部を送ってもらう必要がある」などとうそを言い、現金を宅急便で送付させ、5月20日に共謀者が都内で現金200万円を受け取り、だまし取ったということです。
なお男は今年7月1日、同様の手口で、上越市在住の70代女性に現金700万円を送らせる特殊詐欺未遂の疑いで逮捕されています。
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一名没有固定地址的23岁男子因涉嫌通过快递寄送现金的特殊诈骗罪再次被捕。
22日(周一)上午10时20分,上越警察署和组织犯罪课在警视厅特别诈骗联合调查组的协助下,于2月22日逮捕了一名无固定住址的23岁失业男子。
据警方称,该男子在2021年5月上旬至2021年5月中旬期间多次与未透露姓名的人合谋冒充警察。
2024.7.21 SNSで知り合った人物からうその投資話を持ちかけられ1000万円以上をだまし取られる被害が北九州市と中間市で相次いで確認されました。 SNSなどでやりとりを重ねて金をだまし取る手口の詐欺は急増していて、被害に歯止めがかからない状況が続いています。
北九州市 中間市 SNS詐欺で1000万円以上の被害
SNSで知り合った人物からうその投資話を持ちかけられ1000万円以上をだまし取られる被害が北九州市と中間市で相次いで確認されました。
SNSなどでやりとりを重ねて金をだまし取る手口の詐欺は急増していて、被害に歯止めがかからない状況が続いています。
警察によりますと、北九州市八幡西区に住む73歳の男性は、先月、SNSで知り合った人物とやりとりする中で、暗号資産への投資を持ちかけられたということです。
男性は勧められたアプリをダウンロードした上で、先月から今月にかけて指定された口座に振り込みを繰り返し、あわせて1126万円をだまし取られたということです。
また、中間市の54歳の女性もSNSで知り合った人物から投資話を持ちかけられ、アプリをダウンロードした上で、今月、振り込みを繰り返し、あわせて1755万円余りをだまし取られたということです。
いずれのケースも20日、警察に相談があり、被害が明らかになったということです。
SNSなどでやりとりを重ねて金をだましとる「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害は急増していて、福岡県内ではことしに入ってから5月末までの被害額の合計が30億円近くに上っています。
警察は、SNS上での投資話は詐欺を疑い、面識のない人に現金を振り込まないよう注意を呼びかけています。
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北九州市和中间市已经确认了一系列案件,人们因在 SNS 上认识的人的虚假投资报价而被诈骗超过 1,000 万日元。
利用SNS骗取他人钱财的诈骗行为正在迅速增加,且势不可挡。
据警方称,上个月,居住在北九州市八幡西区的一名 73 岁男子在与他在 SNS 上认识的人进行交流时,有人就投资加密资产进行了接触。该男子下载推荐应用后,从上个月到本月多次向指定账户转账,共计被骗1126万日元。
此外,中间市的一名54岁女性本月被一位在社交媒体上认识的人联系,询问投资事宜,下载了该应用程序,并进行了多次转账,骗取了她超过1755万日元。
2024.7.21 【異色】「被害は右肩上がり、私はなで肩」漫才コンビは県職員の2人 “お笑い” で詐欺被害に注意を呼びかけ 佐賀
【異色】「被害は右肩上がり、私はなで肩」漫才コンビは県職員の2人 “お笑い” で詐欺被害に注意を呼びかけ 佐賀
県職員が漫才で詐欺への注意を呼びかけ
SNSをきっかけに金をだまし取られる詐欺被害が相次いでいます。佐賀県では、県の職員が「漫才」を使って詐欺被害を減らそうというユニークな取り組みが始まりました。
■古賀大裕さん(40)
「偽電話詐欺、特殊詐欺というのは、誰もが被害に遭う可能性があるんです。」
目指すのは漫才師ナンバーワンを決めるあのステージ、ではなく詐欺被害の撲滅。高齢者を笑顔にするのは芸人ではなく、県職員の2人です。
佐賀市の自宅で、熱心にネタの仕込みをする斉藤考生さん(40)と古賀大裕さん(40)。2人は佐賀県の職員で、児童相談所などで児童福祉を担当しています。
子どもと親とコミュニケーション能力を「お笑い」の力で向上させようと、お笑い県職員「今日もさが日和(びより)」として活動しています。
普段は佐賀県のPRや、子どもに児童福祉について教えるために漫才を披露していますが、今回は佐賀県警から「詐欺防止」をテーマにした漫才を依頼されました。
佐賀県のことし6月末時点での特殊詐欺の被害は合わせて126件で、被害額はすでにおよそ6億円です。
■斉藤考生さん(40)
「詐欺被害は相手の財産を奪ったり、一生懸命、真面目にコツコツ築き上げてきたものを、話術で奪われることはあってはならない。」
16日、高齢者およそ50人の前で漫才を披露する日が来ました。
■漫才
「6億円以上、被害が出ている。」
「右肩上がりで増えているんですね。私はなで肩なんですけどね。」
お年寄りの反応も上々です。
■漫才
「振り込んでくださいと言われるんだ。」
「私は給料日の翌日にお小遣いをもらって、それでやりくりしているので、ATMに行くことはめったにないんですよ。だから私は大丈夫です。」
「私は大丈夫と思っていると、詐欺に遭う危険性が高くなるんです。」
2人が最も伝えたいことは、児童福祉の現場でも伝えていることです。
■漫才
「ちょっとでもこういう話を聞くと怖いですよね。」
「だからこそお金に関することは一人で抱え込まずに。」
「一人で抱え込まずに!」
「誰かに相談する。」
「誰かに相談する!」
「大事ですね。」
「大事!」
■参加者
「がばいよかった。」
「非常に面白く、分かりやすい漫才でした。」
■斉藤さん
「楽しく正しく伝わって、被害がなくなる一助になれるように頑張ります。」
漫才で詐欺被害を少しでも減らしたい。異色のコンビはこれからも、お年寄りのためにステージに立ちます。
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喜剧二人组由两名县员工组成,他们用“喜剧”来引起人们对佐贺县诈骗受害者的关注。
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